エアバス・ヘリコプターズ H160とは? わかりやすく解説

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エアバス・ヘリコプターズ H160

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 19:59 UTC 版)

エアバス・ヘリコプターズ H160

H160

エアバス・ヘリコプターズ H160は、エアバス・ヘリコプターズ社が開発した汎用ヘリコプター。 6トン級の双発中型で、2015年6月初飛行が行われ2020年7月に欧州航空安全機関(EASA)型式証明2021年5月17日国土交通省の型式証明を取得した。

概要

エアバスヘリコプターH160は、2011年にX4という名称で発表された。設計から製造、サポートまでデジタル化[1]され、Blue Edgeと呼ばれる騒音と振動を低減して空力効率を向上さたメインローター、 機体後部の水平翼は「バイプレーン・スタビライザー」と呼ばれる複葉機の主翼ような二重翼、テールローターには新型の傾斜式フェネストロン構造など、静粛性や整備性を向上させている。

派生型

H160
  • PT1はP&WCエンジン搭載型
  • PT2はサフラン・アラノエンジン搭載型(955kW/1,280 shp)
H160M
  • 軍用型
    • フランス軍が「ゲパール(Guépard)」の名称で陸軍・海軍・空軍用合同軽ヘリコプター(HIL:Hélicoptère Interarmées Léger)として採用した。

性能・主要諸元

|出典= エアバス・ヘリコプターズ社公式サイト[2]

諸元

  • 乗員: 1~2名
  • 定員: 乗客(最大)12名
  • 全長: 15.67 m
  • 全高:
  • ローター直径: 13.40 m
  • 最大離陸重量: 6,050 kg
  • 動力: サフランヘリコプターエンジン社アラノ1A ターボシャフトエンジン、955kW (1,280shp) × 2基

性能

  • 巡航速度: 255 km/h (138 kts)
  • 航続距離: 880 km (474 KM)
  • 実用上昇限度: 6,096 m (20,000 ft)


使用されている単位の解説はウィキプロジェクト 航空/物理単位をご覧ください。

脚注

関連項目

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