当事者主義
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当事者主義(とうじしゃしゅぎ、英: Adversarial system)とは、事案の解明や証拠の提出に関する主導権を当事者に委ねる原則をいう。コモンローの裁判・訴訟分野の当事者主義に対立する概念としては、裁判所による積極的な事案の解明や証拠の追究を認める職権探知主義(英: Inquisitorial system)がある。
- ^ 『職権進行主義』 - コトバンク。
- ^ a b 川嶋四郎『民事訴訟法』成文堂 東京 2013年 39頁。
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- adversary system(当事者対抗主義/論争主義/対審構造)
- 対立する両当事者がそれぞれ自己に有利な法律上・事実上の主張および証拠を出し合い、これに基づいて中立の第三者が決定するやりかた。民事および刑事の訴訟手続のほか広く行政手続等でも採用される.。裁判における手続だけでなく、相互に違う立場から意見を述べあうなかから真実を発見し、または正しい結論を生み出そうとする方法一般をいう場合もある(→accusatory procedure)。
- inquisitorial system
- 1 当事者主義とは
- 2 当事者主義の概要
- 3 関連項目
- 4 外部リンク
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