YS-11再起プロジェクト
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「エアロラボインターナショナル」の記事における「YS-11再起プロジェクト」の解説
2014年(平成26年)12月の一般競争入札にて、国土交通省航空局が所有していた最後のYS-11(JA8709)を223万200円で落札し、整備を行った上で再び飛行させることを目的としたプロジェクトを発足させた。 日本では航空法などの規制に適合しないおそれがあるため、機体記号を「JA8709」の日本国籍から米国籍の「N462AL」へ変更する形で登録している。2015年(平成27年)3月にはエンジンの始動に成功し、塗装の変更を含む整備はほぼ完了した。 同年5月24日に連邦航空局(FAA)からYS-11の飛行を許可されたことを発表し、5月27日に東京国際空港を離陸、同日中に高松空港へ到着した。その後しばらく高松空港で保管されていたが、高松空港の民営化に伴い駐機場所について折り合いがつかなくなったことから、2018年(平成30年)5月11日に能登空港へ飛行し、同空港に隣接している日本航空学園(能登空港キャンパス)にて保管されている。
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