Wordleとは? わかりやすく解説

Wordle

「Wordle」とは、5マスのパネルに隠された5文字の英単語を推測するゲーム、並びにそのゲームで遊ぶことができるウェブサイトの名称である。Wordleで遊んだ結果をユーザーはTwitterで簡単に共有できるような仕組みが提供されている。Wordleの読み方は「ワードル」であり、ジョシュ・ウォードル (Josh Wardle) によって2021年10月に公開され、2022年1月にはニューヨーク・タイムズ・カンパニーが買収し運営している。

公式サイト
Wordle

Wordle

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/09 15:42 UTC 版)

Wordle
A four-row grid of white letters in colored square tiles, with 5 letters in each row, reading ARISE, ROUTE, RULES, REBUS. The A, I, O, T, and L are in gray squares; the R, S, and E of ARISE, U and E of ROUTE, and U and E of RULES are in yellow squares, and the R of ROUTE, R and S of RULES, and all letters of REBUS are in green squares.
Wordleの典型的なスクリーンショット (#196)
ジャンル パズル
対応機種 Web
開発元 ジョシュ・ウォードル
発売日 2021年10月
テンプレートを表示

Wordle(ワードル)はRedditの元従業員でソフトウェアエンジニアであるジョシュ・ウォードル (Josh Wardle) が開発したWebベースのパズルゲームである。プレイヤーは6回の試行の間に5文字の英単語を推測する。推測の度にタイルの色が変化することでユーザーに情報が与えられ、正答の単語において推測した各文字が正しい位置にあるか、あるいは別の位置に存在するかが明らかにされる。ゲームのルールはマスターマインドに似ているが、Wordleではどの文字が正しいかをプレイヤーが把握できる。正答となる単語は毎日更新され、この単語は全てのユーザーで共通である。

ウォードルは当初、自分とパートナーがプレイできるゲームを作成し[1]、2021年10月にこれを公開した[2]。2021年12月に、絵文字の正方形をコピーすることでユーザーがその日の結果をTwitterで共有できる機能をウォードルが追加すると、このゲームは広く注目を浴びるようになる。類似のゲームも開発されており、他の言語版も公開された。2022年1月にはニューヨークタイムズ社が数億円と推測される非公開価格でこのゲームを買収したが、当面は無料で遊べるままにされる予定である[3][2][4][1]。

遊び方

プレイヤーが6回の試行で推測する5文字の単語が毎日選ばれる[5]。推測を行う毎に、各文字は緑、黄色、または灰色のいずれかの色にマークされる。緑は文字が正しく、かつ正しい位置にあることを示す。黄色は答えとなる単語が推測した文字を含むが正しい位置にないことを意味し、灰色は文字が答えの単語に含まれないことを意味する[6]。「ハードモード」のオプションを選択すると、プレイヤーはその後の推測で緑と黄色のマークが付いた文字を含めなければならない[7]。毎日の変わる単語は全てのユーザーで共通である[8]。他に、ダークモードと色覚異常を持つユーザーのためのハイコントラストテーマもあり、ハイコントラストテーマでは文字の配色が緑と黄色からオレンジと青に変わる[7][9]。

このゲームの仕組みは1955年に開発されたペンと紙のゲームJottoや、テレビ番組のLingoに似ている[10][11][12][13]。また、Wordleが正しい特定の文字を確認することを除いて、2人用ボードゲームのマスターマインドやBulls and Cowsにも似ている[14][15][16]。毎日、(英語の12,000の5文字の単語のうち)ランダムに並べられた2,315語の単語リストから1つの単語が使用される[14][17][18]。単語リストは、ウォードルのパートナーが5文字の単語を彼女が知っている単語、知らない単語、知っている可能性のある単語に分類することで選択された[19]。開発者は英国のドメイン名を使用しているが、 Wordleはアメリカ英語を使用している。また、ウォードルはウェールズ出身だが、ニューヨークに住んでいる。ある答えは「favor[訳註 1]」だったが、これに一部の英国のプレイヤーは激怒し、これが米国のプレイヤーに不当な優位性を与えたと不平を言った[20][21]。

シェア

Wordle 196 4/6

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記事の上部にあるゲームの結果を共有することで得られる絵文字の配列をコピーしたもの

上記の解説にもあるが、Wordleの他のゲームと違うユニークな点は、「SNSで結果をシェアすることができる」機能にある。

このとき、結果の表現として、図のように「Wordle [第n回] [正解までの試行回数]」が文字で記入される。

試行回数は6回中でいつ正解できたかを示す。例えば図のように4回目で正解したならば「4/6」と表記される。正解できなかった場合には、「X/6」と表記される。

次に四角を5個並べ、灰、緑、黄の四角によって、途中経過を表示させる。色は遊び方の項で説明したものと同じ意味を持つ。

他のWordleのシステムを利用したものでも同じような表示を見ることができる。

日本語のWordleクローン

  • 『WORDLE ja』(開発者:aseruneko)[22][23]
  • 『ことのはたんご』(開発者:大西力登)[24]
  • 『言葉で遊ぼう』(原題:言葉遊ボウ、開発者:Desmond Lee)[25]
  • 『POKEMON WORDLE』(ポケモン版、開発者:やど)[26][27]
  • 『漢字ル』(四字熟語版、開発者:大坪弘尚)[28]

脚注

注釈

  1. ↑ イギリス英語で"favour"と綴るこの単語は「えこひいき」という意味を持つ。

出典

  1. 1 2 NHK総合テレビ (2022年2月8日). “NHKニュース おはよう日本▽買収 大人気ゲーム 高額で… 英BBC”. NHKプラス. NHKニュース おはよう日本. 日本放送協会. 2022年2月8日閲覧。
  2. 1 2 “Wordle inventor 'overwhelmed' as New York Times buys game”. BBC NEWS. British Broadcasting Corporation. 2022年2月1日. 2022年2月8日閲覧.
  3. ↑ Josh Wardle [@powerlanguish] [英語版] (2022年2月1日). “An update on Wordle”. X(旧Twitter)より2022年2月15日閲覧.
  4. ↑ 原修一郎 (2022年2月1日). “文字当てパズルゲーム「Wordle」がThe New York Timesに買収される”. マイナビニュース. 株式会社マイナビ. 2022年2月15日閲覧.
  5. ↑ Astle, David (December 31, 2021). “Tips from an expert: How to solve everyone's favourite game Wordle”. Sydney Morning Herald. 2021年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2021年12月31日閲覧.
  6. ↑ Tech Desk (December 21, 2021). “Wordle: All about the viral game Twitter is going bonkers over”. The Indian Express. 2022年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2021年12月31日閲覧.
  7. 1 2 Lyons, Kim (January 20, 2022). “How to play Wordle”. The Verge. 2022年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2022年1月20日閲覧.
  8. ↑ Carpenter, Nicole (December 29, 2021). “What is Wordle? A viral word game everyone's playing”. Polygon. 2021年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2021年12月31日閲覧.
  9. ↑ Pisani, Joseph (January 19, 2022). “What Is Wordle? How to Play the Viral Word Game and Tricks to Impress Your Friends”. The Wall Street Journal. 2022年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2022年1月20日閲覧.
  10. ↑ Brocklehurst, Harrison (January 4, 2022). “What the hell is Wordle, and why is Twitter full of people tweeting coloured squares?”. The Tab. 2022年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2022年1月5日閲覧.
  11. ↑ Jackson, Gita (January 5, 2022). “Why Is Everyone Tweeting Their 'Wordle' Scores?”. Vice. 2022年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2022年1月5日閲覧.
  12. ↑ Van Stam, Tom (January 5, 2022). “Woordspel Wordle is binnen een mum van tijd een van de populairste games ter wereld” [In no time, word game Wordle has become one of the most popular games in the world]. IGN Benelux (オランダ語). 2022年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2022年1月5日閲覧.
  13. ↑ Orland, Kyle (January 12, 2022). “Wordle and IP law: What happens when a hot game gets cloned”. Ars Technica. 2022年1月12日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2022年1月12日閲覧.
  14. 1 2 Victor, Daniel (January 3, 2022). “Wordle Is a Love Story”. The New York Times. 2022年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2022年1月5日閲覧.
  15. ↑ Barbaschow, Asha (December 22, 2021). “Wordle: It's Like Mastermind but for Words”. Gizmodo Australia. 2022年1月17日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2022年1月19日閲覧.
  16. ↑ Astle, David (December 31, 2021). “Tips from an expert: How to solve everyone's favourite game Wordle”. The Sydney Morning Herald. 2021年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2022年1月19日閲覧.
  17. ↑ Bram, Uri; Cardin, Nate (January 11, 2022). “The Two Best Ways to Win at Wordle”. Slate. 2022年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2022年1月12日閲覧.
  18. ↑ “'Wordle' creator pleased with game's non-intensive relationship”. NME. January 4, 2022. 2022年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2022年1月5日閲覧.
  19. ↑ Holliday, Nicole; Zimmer, Ben (January 19, 2022). “Wordle's Creator Thinks He Knows Why the Game Has Gone So Viral”. Slate. 2022年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2022年1月19日閲覧.
  20. ↑ Hassan, Jennifer (January 13, 2022). “Wordle sparks transatlantic rift as Brits denounce American English spelling of 'favor'”. The Washington Post. 2022年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2022年1月13日閲覧.
  21. ↑ Blackburn (2022年1月12日). “Wordle puzzle provokes war of words with American spelling”. The Times. 2022年1月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月13日閲覧。
  22. ↑ “激烈に難しい、ひらがな5文字で構成された単語を当てる「Wordle」似のゲームが話題に”. Internet Watch (2022年1月21日). 2022年1月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月21日閲覧。
  23. ↑ “wordle日本語版の詳細や遊び方について解説”. App Story (2022年1月24日). 2022年2月2日閲覧。
  24. ↑ “単語推理ゲーム『ことのはたんご』公開。『Wordle』リスペクトの無料日本語ブラウザゲーム”. Automaton (2022年1月27日). 2022年2月2日閲覧。
  25. ↑ “Is Wordle too easy for you? Try it in Japanese.”. Japan Times (2022年2月2日). 2022年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月4日閲覧。
  26. ↑ “SNSで人気の単語パズル「Wordle」のポケモン版「POKEMON WORDLE」が登場”. engadget日本版 (2022年1月31日). 2022年1月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月2日閲覧。
  27. ↑ “『ポケモン Wordle』が登場。Twitterで人気のパズル『Wordle』ポケモン版を個人が制作”. ファミ通.com (2022年1月31日). 2022年2月2日閲覧。
  28. ↑ “四字熟語版Wordle「漢字ル」 はてなCTOが作成 部首のヒントがあっても激ムズ?”. ITmedia (2022年2月7日). 2022年2月9日閲覧。

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