Without You I'm Nothing (Placebo album)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Without You I'm Nothing (Placebo album)の意味・解説 

ウィズアウト・ユー・アイム・ナッシング

(Without You I'm Nothing (Placebo album) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/22 04:25 UTC 版)

ウィズアウト・ユー・アイム・ナッシング
プラシーボスタジオ・アルバム
リリース 1998年10月12日
録音 イングランド バース リアル・ワールド・スタジオ
イングランド ロンドン リヴィングストン・スタジオ(#1)
イングランド ロンドン ブラックウィング・スタジオ(#13)
ジャンル オルタナティヴ・ロックグラムロック
時間 65分59秒(日本盤)
レーベル ハット・レコード
プロデュース スティーヴ・オズボーン、フィル・ヴァイナル
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 7位(イギリス[1]、フランス[2]
  • 14位(オーストラリア[3]
  • 15位(ニュージーランド[4]
  • 26位(ベルギー・フランデレン地域[5]
  • 31位(ノルウェー[6]
  • 43位(オーストリア[7]
  • 55位(ドイツ[8]
  • 65位(オランダ[9]
  • 95位(スイス[10]
プラシーボ 年表
プラシーボ
(1996年)
ウィズアウト・ユー・アイム・ナッシング
(1998年)
ブラック・マーケット・ミュージック
(2000年)
テンプレートを表示

ウィズアウト・ユー・アイム・ナッシング』(Without You I'm Nothing)は、イギリスオルタナティヴ・ロックバンドプラシーボ1998年に発表した2作目のスタジオ・アルバム

背景

スティーヴ・ヒューイットが正式に参加した初のアルバム。アルバムの大部分はハッピー・マンデーズ等との仕事で知られるスティーヴ・オズボーンがプロデュースし、「ピュア・モーニング」と日本盤ボーナス・トラック20th センチュリー・ボーイ」(T・レックスのカヴァー)はフィル・ヴァイナルがプロデュースした[11]

この頃、プラシーボのメンバー3人は映画『ベルベット・ゴールドマイン』に出演しており、ブライアン・モルコとヒューイットはFlaming Creaturesというバンドのメンバーの役、ステファン・オルダルはPolly Small's Bandのメンバーの役を演じた[12]。また、バンドは同作のサウンドトラックに「20th センチュリー・ボーイ」を提供しており[13]、この曲はイギリスではシングル「ユー・ドント・ケア・アバウト・アス」のカップリング曲としてもリリースされた[14]

反響・評価

全英アルバムチャートでは17週チャート・インして最高7位に達し[1]、本作からのシングル「ピュア・モーニング」は全英シングルチャートで4位、「ユー・ドント・ケア・アバウト・アス」は5位、「エヴリー・ユー・エヴリー・ミー」は11位に達した[15]

フランスのアルバム・チャートでは初登場7位となって初のトップ10入りを果たし、47週にわたりトップ200入りするロング・ヒットとなった[2]。アメリカでは本作がビルボードトップ・ヒートシーカーズで20位に達し、「ピュア・モーニング」はモダン・ロック・トラック・チャートで19位、メインストリーム・ロック・チャートで40位に達した[16]

音楽評論家のGreg Pratoはオールミュージックにおいて「セルフ・タイトルのデビュー・アルバムは主に'90年代のオルタナティヴスマッシング・パンプキンズ等)の要素から成っているのに対して、『ウィズアウト・ユー・アイム・ナッシング』は'70年代のグラムロックパンクからの影響に満ちている」と評している[17]

収録曲

特記なき楽曲は作詞:ブライアン・モルコ/作曲:プラシーボ。

  1. ピュア・モーニング "Pure Morning" – 4:14
  2. ブリック・シットハウス "Brick Shithouse" – 3:18
  3. ユー・ドント・ケア・アバウト・アス "You Don't Care About Us" – 3:58
  4. アスク・フォー・アンサーズ "Ask for Answers" – 5:19
  5. ウィズアウト・ユー・アイム・ナッシング "Without You I'm Nothing" – 4:08
  6. アレルジック(トゥ・ソーツ・オブ・マザー・アース) "Allergic (To Thoughts of Mother Earth)" – 3:49
  7. ザ・クロール "The Crawl" – 2:59
  8. エヴリー・ユー・エヴリー・ミー "Every You Every Me" (Lyrics by Brian Molko, Paul Campion) – 3:33
  9. マイ・スウィート・プリンス "My Sweet Prince" – 5:45
  10. サマーズ・ゴーン "Summer's Gone" – 3:05
  11. スケアード・オブ・ガールズ "Scared of Girls" – 3:01
  12. バーガー・クイーン "Burger Queen" – 6:14

本編終了後、約8分の無音状態を経て「Evil Dildo」という隠しトラックが収録されている[18]

日本盤ボーナス・トラック

  1. 20th センチュリー・ボーイ "20th Century Boy" (Marc Bolan)

日本盤CDでは、ボーナス・トラックの後に約5分の無音状態を経て「Evil Dildo」が収録されている。

他メディアでの使用例

「エヴリー・ユー・エヴリー・ミー」は、アメリカ映画『クルーエル・インテンションズ』(1999年公開)のサウンドトラックで使用された[19]

参加ミュージシャン

脚注


「Without You I'm Nothing (Placebo album)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Without You I'm Nothing (Placebo album)」の関連用語

Without You I'm Nothing (Placebo album)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Without You I'm Nothing (Placebo album)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのウィズアウト・ユー・アイム・ナッシング (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS