WCS
WCSとは、Windows Vistaで新たに採用されたカラーマネジメントシステムの名称である。
WCSはキヤノンが開発した「Kyuanos」(キュアノス)をベースとして開発された。ディスプレイの表示色を印刷時に忠実に再現する能力が向上するなど、入出力機器の違いに左右されない統一された色表示を可能にしている。照明光の影響で発生する色の見え方の違いを補正する機能などを備えている。
また、WCSでは、コントロールパネルによって色の設定を一元的に管理できるようになり、またディスプレイ表示の色彩調整をウィザード形式で簡単に行うことができるようになっている。
なお、Windows 95からWindows XPまでのWindowsでは、カラーマネジメントシステムとして「ICM」(Image Color Matching)が採用されていた。
参照リンク
Windows Color System: The Next Generation Color Management System - (Microsoft)
ニュースリリース - (キヤノン)
Windows カラー システム
(Windows Color System から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/03/04 16:58 UTC 版)
Windows カラー システム (WCS) は様々なソフトウェアやハードウェアでの一貫した色の再現に対応するために Windows Vista から含まれたカラー マネージメント システムである。 Windows 95 から Windows XP、Windows Server 2003 まで含まれていた Image Color Management (ICM) のスーパーセットとして、キヤノンが開発した Kyuanos (キュアノス)を基に[1]開発した。
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- ^ 八木玲子 (2006年8月11日). “【インタビュー】Vistaで色管理はどう変わる?”. 日経BP. 2011年3月4日閲覧。
- ^ a b 本田雅一 (2007年3月6日). “Windows Vistaの新色管理システム「WCS」とは”. Impress Watch. 2011年3月4日閲覧。
- ^ a b c “「Windows Color System」とは:ITpro”. 日経パソコン用語事典2008. 日経BP. 2011年3月4日閲覧。
- 1 Windows カラー システムとは
- 2 Windows カラー システムの概要
「Windows Color System」の例文・使い方・用例・文例
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