VHS-Cと、そのカムコーダの登場(1982年 - 1984年)
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「カムコーダ」の記事における「VHS-Cと、そのカムコーダの登場(1982年 - 1984年)」の解説
前後するが1982年(昭和57年)には、VHSのサブ規格であるVHS-Cが発表された。これは、テープフォーマットそのものはVHSを流用し、録画時間を20分(当初)まで短縮することでカセットのサイズを小さくしたもので、撮影目的をメインとして考えられたものである。同年にはVHS-C規格を採用したポータブルビデオシステム「CITY JACK」HR-C3が登場し、ビデオカメラとビデオデッキの両方を持って撮影するというスタイルの改善がはかられている。小型のビデオテープであるVHS-Cの採用によってビデオデッキ部がかなり小型化された。この商品は、カメラヘッドとデッキを一体化して使うこともできた。 1984年(昭和59年)1月には、このVHS-C規格を採用した初のカムコーダ「GR-C1」が、日本ビクターから発表された。このカメラは、なんとか片手でも持てるサイズとなっていた。
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