Unreal Engineの採用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 15:29 UTC 版)
「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」の記事における「Unreal Engineの採用」の解説
GGXrdは、Epic Games製のゲームエンジンUnreal Engine 3(UE3)ベースで制作されている。アークシステムワークスは以前、3Dグフィックスを採用したGG2をフルスクラッチの自社製ゲームエンジンで開発したことがあるが、これを改良する制作期間の余裕がなく、その他の既存のゲームエンジンで制作することが必要だと考えた。この際、あらかじめバージョンアップが予期されているGGXrdは、エンジン側が安定しているほうがやりやすいと考え、UE3の採用を決定した。その主な理由として、UE3は2005年頃から採用タイトルがリリースされており、先行して取り組んできた開発者達からのフィードバックによって、機能的にとても安定したものになっていたためだった。 そのほか、エンジン選定を開始した頃、Epic Gamesが次世代ゲームエンジンとして新たにUnreal Engine 4(UE4)を発表したため、UE3のディスカウントが進み、中小のスタジオでも手を出しやすい価格になってきたことや、GGXrdのプロトタイプ版を見たEpic Gamesがこれを高く評価し、多角的な支援を受けたこと、UE3の統合ツールとしての使い勝手が非常に良く、アーティストとプログラマーの間での開発効率が高いことなどが決定打となった。
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