ティムガッド【Timgad】
読み方:てぃむがっど
アルジェリア北東部にある古代ローマ時代の都市遺跡。古代名タムガディ。首都アルジェの南東約340キロメートル、オーレス山地の高原地帯に位置する。1世紀末ごろ、ローマ帝国のトラヤヌス帝が造らせた計画都市で、碁盤目状の36の区画に整備されている。8世紀の大地震により埋没。砂に埋もれていたことから保存状態がよく、神殿・凱旋門・劇場・上下水道施設などの遺構が残り、「アフリカのポンペイ」ともよばれる。1982年、世界遺産(文化遺産)に登録された。ティムガード。
ティムガード【Timgad】
読み方:てぃむがーど
ティムガッド
(Timgad から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/04 03:34 UTC 版)
ティムガッド (تيمقاد ; Thamugadi) は、西暦100年頃にトラヤヌス帝によって建設された古代ローマの植民都市である。古代ローマ時代にはタムガス (Thamugas) と呼ばれていた。ティムガッドの遺跡は、古代ローマの都市計画に碁盤目状の区画が導入された例を伝える、現存する最良の遺跡の一つである。長い間砂に埋もれていたことから保存状態がよく、「アフリカのポンペイ」の異名をとる。
- 1 ティムガッドとは
- 2 ティムガッドの概要
- 3 世界遺産
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