二酸化テルル
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/02 05:36 UTC 版)
二酸化テルル | |
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α-TeO2、パラテルル石
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別称
酸化テルル(IV)
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 7446-07-3 ![]() |
PubChem | 62638 |
ChemSpider | 56390 ![]() |
UNII | 397E9RKE83 ![]() |
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特性 | |
化学式 | TeO2 |
モル質量 | 159.60 g/mol |
外観 | 白色結晶 |
密度 | 5.670 g/cm3(斜方晶) 6.04 g/cm3 (正方晶) [1] |
融点 | 732 °C, 1005 K, 1350 °F |
沸点 | 1245 °C, 1518 K, 2273 °F |
水への溶解度 | 難溶性 |
溶解度 | 酸およびアルカリに可溶 |
屈折率 (nD) | 2.24 |
危険性 | |
引火点 | 不燃性 |
関連する物質 | |
その他の陽イオン | 二酸化硫黄 二酸化セレン |
関連するテルル 酸素 | 三酸化テルル 一酸化テルル |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
二酸化テルル(にさんかテルル、Tellurium dioxide)はテルルの酸化物の1つで、化学式 TeO2 で表される化合物である。二つの多形があり、一般的なものは正方晶系のα型である。分子量159.61、CAS登録番号は7446-07-3。単体は黄色の結晶。
天然にはα型のパラテルル石(Paratellurite、正方晶系)もしくはβ型のテルル石(Tellurite、斜方晶系)、として産出する。
合成
α-TeO2は空気中で燃焼させるなどして金属テルルと酸素を反応させることによって得られる[2][3]。
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