TUBEFIRE裁判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 10:12 UTC 版)
穂口は、「春一番」と「夏が来た!」の著作隣接権(原盤権)を保有するソニー・ミュージックエンタテインメントと始めとする日本レコード協会の31社から、約2億3000万円もの賠償金を求められ提訴された。穂口は、訴訟を通じて原告らの弁護団の主張を聞き、「かなりいい加減な裁判」との見方を示した。 裁判は、2014年12月17日に和解が成立。和解内容はレコード会社側が損害賠償請求を放棄するかわりに、ミュージックゲート側はサービスを再開しないことで双方合意。高額の著作権裁判で損害賠償が0円になることは前代未聞だが、これはTUBEFIREが設置していた「著作権保護システム」が有効に機能し、レコード会社が主張した10000ファイルのうち、実際には121ファイルだけに侵害の可能性があることを裁判所が認めた結果である。なお、ミュージックゲート側も和解条項の中で121ファイルについての侵害の可能性を認めている。
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