Sagittaria pygmaeaとは? わかりやすく解説

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瓜皮

読み方:ウリカワ(urikawa)

オモダカ科の抽水性多年草

学名 Sagittaria pygmaea


ウリカワ

(Sagittaria pygmaea から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/13 17:34 UTC 版)

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ウリカワ
ウリカワ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: オモダカ目 Alismatales
: オモダカ科 Alismataceae
: オモダカ属 Sagittaria
: ウリカワ S. pygmaea
学名
Sagittaria pygmaea Miq.
和名
ウリカワ(瓜皮)

ウリカワSagittaria pygmaea Miq.)は、オモダカ科オモダカ属水生植物である。水田雑草として知られる[2]

分布

日本や中国などの東アジアに分布[2]水田湿地に生息している。

生態

種子のほかに、地下茎の先に塊茎を産生し、そこから発芽する。種子に休眠性はないとされるが、塊茎の休眠性ははっきりしない[2]ロゼットから葉柄のない葉を伸ばす。の長さは最大15cm程度[2]。花はオモダカに似た白い花で、3枚の花弁をもつ。塊茎は低温や乾燥に弱く、代かきなどによって地表に掘り出されると、ほとんどが死滅する[2]

類似種

花は同属のオモダカアギナシなどに似ているが、葉の形態や葉の長さが異なるため区別は容易である。ただし発生直後の線形葉は、オモダカやアギナシ、コナギなどに似ているため、区別が難しい場合がある。

人間との関係

水田に発生すると、難防除性の水田雑草として扱われる。除草剤による駆除や代かきによる塊茎の掘り出しで防除するが、防除を行わない場合、稲の収量が最大30%減少するとされる[2]

脚注

  1. ^ Zhuang, X. 2010. Sagittaria pygmaea. In: IUCN 2011. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2011.1. <www.iucnredlist.org>. Downloaded on 12 October 2011.
  2. ^ a b c d e f 草薙得一(1984)「ウリカワの生態と防除」雑草研究 29 (1), pp.11-24


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