SU-14_(自走砲)とは? わかりやすく解説

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SU-14 (自走砲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/19 00:15 UTC 版)

SU-14-1
試作段階のSU-14(1934年
性能諸元
車体長 9.72 m
重量 48 t
懸架方式 コイルスプリング
速度 22 km/h
主砲 Br-2 152 mmカノン砲 ×1
副武装 DT 7.62 mm機関銃 ×2
装甲 正面50 mm、側面30 mm
エンジン M-17M-1T 4ストロークV型12気筒
液冷ディーゼルエンジン
680 hp
乗員 7~8 名
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SU-14ソビエト連邦の試作自走砲である。

1番目のSU-14と、2番目のSU-14-1(SU-14-Br-2)の、試作車2輌のみが製造された。

概要

1933年に製作されたT-35の車台に、152 mm砲を載せることを目指した自走砲。1934年に試作車1輌が製造された。

1930年代前半に開発された1番目の試作車「SU-14」は、1935年型 152.4 mm B-10 海軍砲を搭載していた。

B-10は43.5 kgの砲弾を20 km先まで投射することができた。本車を「SU-14-1」とするのは誤解である。


さらに1930年代後半には、 Br-2 152 mmカノン砲 を搭載し、密閉戦闘室を持つ、2番目の試作車「SU-14-1」(SU-14-Br-2)が開発された。

こちらは、実質は直射式突撃砲であった。本車を「SU-14-2」とするのは誤解である。

「SU-14-1」(SU-14-Br-2)は量産されなかったが、試作車は1941年のモスクワの戦いに投入されて生き残り、現在ロシアのクビンカ戦車博物館に展示されている。

登場作品

World of Tanks
ソ連自走砲SU-14-1(オープントップ)およびSU-14-2(密閉戦闘室)として開発可能。

外部リンク

  • [1] 現存するSU-14



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