SU-14 (自走砲)
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試作段階のSU-14(1934年)
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性能諸元 | |
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車体長 | 9.72 m |
重量 | 48 t |
懸架方式 | コイルスプリング |
速度 | 22 km/h |
主砲 | Br-2 152 mmカノン砲 ×1 |
副武装 | DT 7.62 mm機関銃 ×2 |
装甲 | 正面50 mm、側面30 mm |
エンジン | M-17M-1T 4ストロークV型12気筒 液冷ディーゼルエンジン 680 hp |
乗員 | 7~8 名 |
1番目のSU-14と、2番目のSU-14-1(SU-14-Br-2)の、試作車2輌のみが製造された。
概要
1933年に製作されたT-35の車台に、152 mm砲を載せることを目指した自走砲。1934年に試作車1輌が製造された。
1930年代前半に開発された1番目の試作車「SU-14」は、1935年型 152.4 mm B-10 海軍砲を搭載していた。
B-10は43.5 kgの砲弾を20 km先まで投射することができた。本車を「SU-14-1」とするのは誤解である。
さらに1930年代後半には、 Br-2 152 mmカノン砲 を搭載し、密閉戦闘室を持つ、2番目の試作車「SU-14-1」(SU-14-Br-2)が開発された。
こちらは、実質は直射式突撃砲であった。本車を「SU-14-2」とするのは誤解である。
「SU-14-1」(SU-14-Br-2)は量産されなかったが、試作車は1941年のモスクワの戦いに投入されて生き残り、現在ロシアのクビンカ戦車博物館に展示されている。
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Kubinka戦車博物館でのSU-14-Br-2
登場作品
- 『World of Tanks』
- ソ連自走砲SU-14-1(オープントップ)およびSU-14-2(密閉戦闘室)として開発可能。
外部リンク
- [1] 現存するSU-14
- SU-14_(自走砲)のページへのリンク