SPOT6号・7号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/04 05:55 UTC 版)
SPOT6とSPOT7号は広範囲の高解像度の地球の画像を得るように設計された衛星でEADS アストリアムは2009年にこの種のデータを求める政府の要請に応じて2023年までにこの衛星を製造する事を決めた。アストリアムの子会社であるSPOT Image社は衛星に単独で出資し、システム(衛星と地上設備)を所有する。 衛星のアーキテクチャーはプレアデスと似ており中心部に光学機器を備え、3軸のスター・トラッカー、光ファイバジャイロスコープと4台の姿勢変更用のコントロールドモーメントジャイロ(CMGs)を備える。 SPOT6号とSPOT7号はプレアデス1号とプレアデス2号と同じ高度694 kmの軌道に位相をずらして投入される。 画像の解像度:パンクロマティック: 1.5 m カラー: 1.5 m 複数波長: 8 m 波長帯域、パンクロマティックと多波長合成時:パンクロマティック (450 – 745 nm) 青 (450 – 525 nm) 緑 (530 – 590 nm) 赤 (625 – 695 nm) 近赤外 (760 – 890 nm) 撮像範囲: 60 km x 60 km 衛星1機あたり1日に6回実行する予定 1日あたり300万km2の画像を取得 2012年9月9日にSPOT6号が打ち上げられた。7号は2014年6月30日に打ち上げられた SPOT7号は、2014年12月にAzercosmos(アゼルバイジャンの国営衛星運用会社)に所有権が移転され、名前もAzerskyに変更された。
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