SL35/SL2000シリーズボディー
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「ローライ」の記事における「SL35/SL2000シリーズボディー」の解説
ローライフレックスSL35(Rolleiflex SL35 、1970年発売) - シャッターは機械式で布幕フォーカルプレーン。CdSによる中央部重点式TTL絞り込み測光。初期はドイツ製、後シンガポール製で、それぞれクロームとブラックがある。 ローライフレックスSL350(Rolleiflex SL350 ) - 機械式シャッター。TTL開放測光。 ローライフレックスSL35M(Rolleiflex SL35M 、1976年発売) - 機械式シャッター。フォクトレンダーVSL1BMとほぼ同一。 ローライフレックスSL35ME(Rolleiflex SL35ME 、1976年発売) - 電子式シャッター。フォクトレンダーVSL2オートマチックとほぼ同一。 ローライフレックスSL35E(Rolleiflex SL35E 、1978年発売) - 電子式シャッター。ローライフレックスSL35MEのシャッター幕を金属化したモデル。フォクトレンダーVSL3Eとほぼ同一。 ローライフレックスSL2000F(Rolleiflex SL2000F 、1981年発売) - モータードライブ内蔵、電子制御式シャッター。マガジンシステムにより撮影途中でフィルム交換が自由にできる。アイレベルファインダーとウェストレベルファインダーが切り替えできる。このため小さいムービーカメラのような非常に特徴的な外観となった。シャッターボタンは両側にあり、どちらの手でもシャッターが切れる。電源は単3×5本。1976年のフォトキナにアンダーテーブルで出品され、その当時の試作品が最高シャッタースピード1/2000秒を装備していたことからこの名前になったと思われるが、1980年に量産機として発表された時には最高シャッタースピード1/1000秒であった。 ローライフレックス3003(Rolleiflex 3003 、1984年発売) - ローライフレックスSL2000Fの後継機。最高シャッタースピード1/2000秒を装備。ボディートップにシャッターボタンが新設された。 ローライフレックス3001(Rolleiflex 3001 、1987年発売) - ローライフレックス3003からウェストレベルファインダーとそれ用のシャッターボタンを省略した普及機。
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