サイドスリップ
直進時のタイヤの横滑り量で、サイドスリップテスターで計測される量をいう。1km当たり1mの横滑り量を1とし、前進時の操舵輪について、5以下を許容し、3以下を望ましい範囲としている。サイドスリップ量は、キャンバー角とトー角によって決まり、バイアスタイヤが主流の時代には、両者のバランスをみる指標として積極的な意味があった。しかし、キャンバースラスト商、 コーナリングパワー大のラジアルタイヤが主流となった今日では、意味合いも変わりつつある。欧米では規制されておらず、近年、規制緩和も含め弾力的に運用され、また見直しを検討する動きもある。前進と後退で値がまったく異なるが、これはトーの影響が進行方向で逆転するためである。車検の検査項目でもある。
参照 横滑り角、サイドスリップテスターサイドスリップ
「side slip」の例文・使い方・用例・文例
- POTUSは「President of the United States」の略だ。
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