シャムロック(Shamrock)
ヘリックス種(Helix) クローバ型アイビーの典型と呼ばれ今までにたくさんの変異種を産み出して来てその数は25種を超える。 アイビーの世界では大きな所帯のボスだから相当な大物かと思いきやご本人は気の毒なことにそれほどの貫禄はない。 英和の辞書をご覧なさい。 sham では、ほら吹きとか詐欺師と書かれているし shamrock の項ではカタバミとある。 鉢植えの中に種を飛ばして勝手に入り込み我が物顔にはびこる最も邪魔っけな雑草の代表がこのカタバミ。 ところでシャムロックもよくはびこり、日本で売られているアイビーの25%がこのシャムロックである。 こう言うと悪口を並べているようだがそのつもりではない。 シャムロックから生まれたものにはシャノンのように葉型の崩れないキチンとしたもの、ウイッチェルのように大型の重厚な葉を持つ盆栽アイビーと呼ばれるもの、チューシー・ミュージイのように掃込斑が美しい個性的な品種。コボルドは端正なな三角形、フレア・デ・リスは上品で貴族的な雰囲気。ゴールデン・エンヴォイやアイリッシュ・ゴールド、ゴールデン・カーペットなどはライム・カラーが美しい上級品。と、このように仲間には立派な顔ぶれが並んでいる。 シャムロック自身はグリーン・フェザーから生まれた。 グリーン・フェザーは古いアイビーで昔から葉型を変えることのない安定した品種である。 しかしその子供のシャムロックは大きな鉢に植えたり肥料を多く与えると三角や5角や丸形など様々な形に変化する。何故こんなに落ち着きがないのだろう? (アイリッシュ・ゴールド、ウイッチェル、チューシー・ミュージイなど参照) |
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