SAC時代(2021年~)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 14:08 UTC 版)
「国民民主連盟」の記事における「SAC時代(2021年~)」の解説
2021年2月1日、ミン・アウン・フライン上級大将(国軍総司令官)が実権を握る国軍がウィンミン大統領とアウンサンスーチー国家顧問を筆頭とするNLDの幹部を一斉に逮捕・軟禁した後に国権掌握を宣言して非常事態宣言を発出し、軍事政権として国家行政評議会(SAC)を設置したことにより(2021年ミャンマークーデター)、NLDは政権交代を余儀なくされた。クーデターを強行した国軍に対抗する組織として国民民主連盟を中心として2020年11月の総選挙で選出された議員によって構成された臨時政府である連邦議会代表委員会及び国民統一政府を結成して抵抗を試みている。 こうした動きに対して国軍によってメンバーが刷新された連邦選挙管理委員会(英語版)は2020年総選挙について、国民民主連盟による大規模な不正が行われていた選挙だったとして無効にすると一方的に決定したほか、2021年5月には2020年総選挙で不正行為を行ったことを理由に国民民主連盟の解党を検討していることを明らかにしたが、結論は避けていることから、国民民主連盟の党員に揺さぶりをかけ、党の分裂を引き起こすことが狙いではないかとの見方もある。
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