PHILANTHROPY

デジタル大辞泉

フィランスロピー【philanthropy】

読み方：ふぃらんすろぴー

⇒フィランソロピー

フィランソロピー【philanthropy】

読み方：ふぃらんそろぴー

《「フィランスロピー」とも》慈善。博愛。また、慈善活動。（企業などの）社会貢献活動。

人権啓発用語辞典

フィランソロピー／メセナ philanthropy / Ｍe´ce´nat 仏

フィランソロピーは「博愛」「慈善」などと訳されますが、アメリカでは、企業のさまざまな社会的貢献活動や慈善的寄付行為などをさします。一般に社会の問題解決や人びとの生活向上のための公益活動をいいます。
メセナは、フランス語で「文化の擁護」の意味から、企業などのさまざまな文化支援活動をさして使われます。各社が社内に「企業文化部」「文化支援室」などを設け、文化活動を推進しています。経団連は、産業界の募金活動や社会貢献活動の専門窓口として事務局に「社会貢献部」を設け、経常利益の1％を毎年寄付する「1％クラブ」を設立し、企業のマッチング・ギフト（社員が福祉施設に寄付する際に会社も同額の寄付をする）制度も、定着しつつあります。不況下でもメセナ実施企業が着実に増加し、ボランティア休暇などを利用した社員の社会貢献活動など社員参加の制度も拡充しています。

広告用語辞典

フィランソロピー philanthropy

企業の社会貢献活動の総称。慈善事業への寄付というだけでなく、企業市民の立場から文化や環境へも積極的に貢献する活動も含まれる。→メセナ