PC-8001

NECパソコン博物館

PC-8001

	CPU ● μPD780(Z-80コンパチブル) 4MHz メモリ ● 16kByte その他 ● マイクロソフト製N-BASIC、160×100ドットカラーグラフィックス機能、カセットインタフェースを搭載。 価格 ● 168,000円
■時代背景 新東京国際空港開港。キャンディーズ解散。西武ライオンズ誕生。 ■製品背景 AppleII、PET-2000、TRS-80などの米国製コンピュータに比べて安いこと、160×100ドット高解像度カラーグラフィック機能と16kByte大容量メモリ搭載でベストセラーとなる。オプションでフロッピーディスクドライブ(5インチ片面(容量160kByte))やプリンタを用意し、ビジネス用途にも対応した。 ■コメント フロッピーディスクドライブは約300,000円と高価だったためまだ普及せず、普通はカセットテープ に数10分かけてプログラムやデータを保存していた。テープレコーダやカセットテープの相性によってうまくいかないことがあったため、保存作業は大変気をつかうものだった。またカラーグラフィック機能はVRAMアトリビュートエリアの制限で色変化の回数に制限があったが、それでも最初に高解像度カラーグラフィックのデモを目にした時の衝撃は大きかった。