PCネットワーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/31 02:26 UTC 版)
「Microsoft Mail」の記事における「PCネットワーク」の解説
2番目のMicrosoft Mail製品であるMicrosoft Mail for PC Networks v2.1 は、1991年に導入された。これは、マイクロソフトが買収したブリティッシュコロンビア州バンクーバーのConsumers Softwareによって作成されたLAN電子メールシステムであるNetwork Courierが基盤になっていた。 1991年の最初のブランド変更リリースに続いて、マイクロソフトは1992年にバージョン3.0として最初のメジャーアップデートをリリースした。このバージョンには、マイクロソフトの最初のグローバルアドレスブックテクノロジと最初のネットワーク化されたスケジューリングアプリケーションであるMicrosoft Schedule+が同梱されていた。 バージョン3.0から3.5には、MS-DOS、OS/2 1.31、Mac OS、Windows(16ビットと32ビットの両方)用の電子メールクライアント、 Windows for Workgroups Mail クライアント、そしてpre-PPP/pre-SLIPダイヤルアップモデム接続を介して使うDOSベースのリモートクライアントが含まれていた。PCベースのサーバの簡略版であるMicrosoft Mail for PC Networksは、Windows 95およびWindows NT4.0に含まれていた。このアーキテクチャに基づく最後のバージョンは3.5であった。その後は、Microsoft Exchange Serverに置き換えられ、Exchange Serverのバージョンは4.0が最初となった。 クライアントソフトウェアもMicrosoft Mailと呼ばれ、バージョン4.xなどの古いバージョンのMicrosoft Officeに含まれていた。 Windows 95の元の「受信トレイ」( ExchangeクライアントまたはWindows Messaging)には、MS Mailサーバーに接続する機能もあった。 Microsoft Mail Serverは最終的にMicrosoft Exchangeに置き換えられた。 Microsoft Mail Client、 Microsoft Exchange Client 、およびSchedule+は、最終的にOutlook (WindowsおよびMac)に置き換えられた。
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