ObjectIDGenerator.HasId メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

ObjectIDGenerator.HasId メソッド

オブジェクトに ID が既に割り当てられていたかどうかを確認します。

名前空間: System.Runtime.Serialization
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Overridable Function
 HasId ( _
    obj As Object, _
    <OutAttribute> ByRef firstTime As
 Boolean _
) As Long

Visual Basic (使用法)

Dim instance As ObjectIDGenerator
Dim obj As Object
Dim firstTime As Boolean
Dim returnValue As Long

returnValue = instance.HasId(obj, firstTime)

C#

public virtual long HasId (
    Object obj,
    out bool firstTime
)

C++

public:
virtual long long HasId (
    Object^ obj, 
    [OutAttribute] bool% firstTime
)

J#

public long HasId (
    Object obj, 
    /** @attribute OutAttribute() */ /** @ref */ boolean firstTime
)

JScript

JScript では、値型の引数は参照渡しされません。

パラメータ

obj

要求しているオブジェクト。

firstTime

obj が ObjectIDGenerator にまだ認識されていなかった場合は true。それ以外の場合は false。

戻り値
ObjectIDGenerator に以前に認識されていた場合は obj のオブジェクト ID。それ以外の場合は 0。

例外

例外の種類	条件
ArgumentNullException	obj パラメータが null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。

解説

オブジェクトに ID が既に割り当てられていた場合は、その ID が返され、firstTime が false に設定されます。それ以外の場合は、0 が返され、firstTime が true に設定されます。HasId は、ObjectIDGenerator に認識されていなかったオブジェクトの ID は作成しないという点で、GetId とは異なります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
ObjectIDGenerator クラス
ObjectIDGenerator メンバ
System.Runtime.Serialization 名前空間