二条正麿とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 二条正麿の意味・解説 

二条正麿

(Nijō Masamaro から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 06:25 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
二条正麿

二条 正麿(二條、にじょう おさまろ、1872年2月17日(明治5年1月9日[1])- 1929年昭和4年)2月18日[1][2])は、明治から昭和期の政治家華族貴族院男爵議員

経歴

二条家当主・二条斉敬の四男として生まれる[1][3][4]1902年(明治35年)12月5日、分家して男爵を叙爵した[1][3][4][5][6]

学習院高等科を経て、1899年(明治32年)7月、東京帝国大学法科大学法律学科(独法)を卒業し[3][4][7]、さらに同大学院で行政法を研究して修了した[2][3]1904年(明治37年)司法官試補となり、東京区裁判所検事代理を務めた[2]

1905年(明治38年)3月、貴族院男爵議員補欠選挙で当選し[5][8]、同月11日に就任し[9]公正会に所属して活動し[2]、死去するまで4期在任した[2][10]。その他、狩猟調査会委員、寺院境内地譲与審査会委員などを務めた[2]

栄典

位階
勲章

親族

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 旭日中綬章受章段階で既に正四位に叙されている[13]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j 霞会館 1996, p. 324.
  2. ^ a b c d e f 衆議院 & 参議院 1990, p. 81.
  3. ^ a b c d 人事興信所編 1928, p. ニ2.
  4. ^ a b c d e f 杉謙二編 2011, p. 960.
  5. ^ a b 筒井住蓮編 1911, p. 7, 追加之部.
  6. ^ 『官報』第5829号, p. 159, 「授爵・敍任及辭令」.
  7. ^ 東京帝国大学 1899, p. 472.
  8. ^ 『官報』第6508号, p. 455, 「帝國議會」.
  9. ^ 貴族院事務局編 1947, p. 25.
  10. ^ 貴族院事務局編 1947, p. 37.
  11. ^ 『官報』第5842号, p. 471, 「敍任及辭令」.
  12. ^ 『官報』第1024号, 「敍任及辭令」.
  13. ^ a b 『官報』第641号, p. 477, 「敍任及辭令」.
  14. ^ 霞会館 1996, p. 322.

参考文献

書籍
  • 東京帝国大学 『東京帝国大学一覧:明治32-33年』東京帝国大学、1899年。 
  • 筒井住蓮編 『大日本華族大鑑』都通信社、1911年。 
  • 人事興信所編 『人事興信録』(8版)人事興信所、1928年。 
  • 貴族院事務局編 『貴族院要覧(丙)』 昭和21年12月増訂巻貴族院事務局、1947年。 
  • 衆議院、参議院 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。 
  • 霞会館平成新修旧華族家系大成』 下巻吉川弘文館、1996年。 
  • 杉謙二編 『華族畫報』 下巻吉川弘文館、2011年 (原著1913年)。  - 華族画報社刊の複製。
官報
  • 『官報』 第5829号巻、1902年12月6日。 
  • 『官報』 第5842号巻、1902年12月22日。 
  • 『官報』 第6508号巻、1905年3月14日。 
  • 『官報』 第1024号巻、1915年12月29日。 
  • 『官報』 第641号巻、1929年2月20日。 
日本の爵位
先代:
叙爵
男爵
二条家(分家)初代
1902年 - 1929年
次代:
二条豊基



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「二条正麿」の関連用語

二条正麿のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



二条正麿のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの二条正麿 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS