微胞子虫類とは? わかりやすく解説

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微胞子虫類 [Microsporea]

 原虫(原生動物)の中の1群で、ミクロスポリディアともいう。その宿主広く下等脊椎動物から原生動物まであり、とくに節足動物魚類寄生する原虫として知られている。胞子胞子壁または外被(エンベロープ)で包まれその内部に胞子胚また胞子原形質空胞管(粘液胞子虫類極糸に当たる)などをもっている。その生活環動物消化管胞子から管を射出して、原虫の胞子原形質消化管の組織注入され感染宿主細胞として細胞内侵入する。これらの寄生体特定の器官組織定着して増殖し、やがて胞子つくられる魚類寄生するグルゲア症原虫武田微胞子虫、プリストホラ症原虫などが重要な微胞子虫類である。



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