M-21/D-21
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 01:34 UTC 版)
「A-12 (偵察機)」の記事における「M-21/D-21」の解説
詳細は「D-21 (航空機)」を参照 A-12の基本設計に対する注目すべき派生型がM-21である。M-21はD-21無人高速偵察機を運搬し発進させるために用いられた。M-21は、A-12単座型のQベイ(偵察カメラを収納した)を発射管制員のための後席で置き換えたものである。作戦のために無人機を搭載した際、この改造機はM-21と呼ばれた。D-21は完全自律動作であった。発射されたD-21はターゲット上空を航過し、偵察データパッケージを投下するために事前に決定されている会合地点へ向かう。パッケージは空中でC-130に回収され、無人機は自爆する。 1966年、無人機が発進時に母機に衝突して破損させ、後席乗員を死亡させる事故が起きた。この出来事により、M-21の開発は中止された。
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