ListView.FocusedItem プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

ListView.FocusedItem プロパティ

現在フォーカスを持つコントロールの項目を取得します。

名前空間: System.Windows.Forms
アセンブリ: System.Windows.Forms (system.windows.forms.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property FocusedItem As
 ListViewItem

Visual Basic (使用法)

Dim instance As ListView
Dim value As ListViewItem

value = instance.FocusedItem

instance.FocusedItem = value

C#

public ListViewItem FocusedItem { get; set;
 }

C++

public:
property ListViewItem^ FocusedItem {
    ListViewItem^ get ();
    void set (ListViewItem^ value);
}

J#

/** @property */
public ListViewItem get_FocusedItem ()

/** @property */
public void set_FocusedItem (ListViewItem value)

JScript

public function get FocusedItem
 () : ListViewItem

public function set FocusedItem
 (value : ListViewItem)

プロパティ値
フォーカスがある項目を表す ListViewItem。ListView 内のどの項目にもフォーカスがない場合は null 参照 (Visual Basic では Nothing)。

解説

FocusedItem プロパティは、ListView コントロールのフォーカスの十字線を現在表示している項目を表す ListViewItem を返します。ListView コントロールには、表示している項目以外に直接編集できる領域がないため、ListView コントロールがフォーカスを持つときは、ListView の中の項目がその項目のテキストを囲むフォーカスの十字線を表示します。通常、ListView コントロールで最後に選択された項目が、フォーカスのある項目です。フォーカスの十字線を表示している項目であっても、実際に ListView で選択されている項目であるとは限りません。ListView コントロールで選択されている項目を取得するには、SelectedItems プロパティまたは SelectedIndices プロパティを使用します。FocusedItem プロパティは必ずしも選択する必要はありません。FocusedItem プロパティを使用すると、選択状態に関係なく、最後に ListView コントロールでクリックされた項目を確認できます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0、1.0

参照

関連項目
ListView クラス
ListView メンバ
System.Windows.Forms 名前空間
ListViewItem