Lesser frigatebirdとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Lesser frigatebirdの意味・解説 

コグンカンドリ

(Lesser frigatebird から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 06:15 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
コグンカンドリ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: カツオドリ目 Suliformes
: グンカンドリ科 Fregatidae
: グンカンドリ属 Fregata
: コグンカンドリ F. ariel
学名
Fregata ariel
和名
コグンカンドリ
英名
Lesser Frigatebird
Fregata ariel

コグンカンドリ(小軍艦鳥、学名:Fregata ariel)は、カツオドリ目グンカンドリ科グンカンドリ属に分類される鳥類の一種である。

分布

太平洋インド洋大西洋の熱帯の島や海岸地方で繁殖する。分布地の多くはオオグンカンドリと重なるが、数はそれほど多くない。

日本では、北海道本州九州の太平洋側や、伊豆諸島小笠原諸島等に迷鳥として渡来する。日本海側や本州の内陸部で観察された例もある。

形態

体長約79cm、翼開長約185cm。オオグンカンドリに形状は似ているが小さい。

雄成鳥は全身が光沢のある黒色で、喉に赤い喉袋を持ち、脇から腋に白線が延びる。雌成鳥は全身が黒色で胸だけ白い。幼鳥は頭部から首、胸、腹まで白か淡褐色である。

生態

主な習性はオオグンカンドリに似ている。他のミズナギドリ類やカツオドリ類などを襲撃して餌を吐き出させ奪い取る行動もとる。

幼鳥は巣立ち後、繁殖地を離れ遠く離れた地域に分散する。このため、普段生息しない地域に出現する確率が高く、日本において観察されるのも幼鳥であることが多い。

参考文献

  • 真木広造他 『日本の野鳥590』 平凡社
  • 高野伸二他 『山渓カラーガイド 日本の野鳥』、山と渓谷社

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Lesser frigatebird」の関連用語

Lesser frigatebirdのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Lesser frigatebirdのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコグンカンドリ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS