Kinect for Windows
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 04:16 UTC 版)
「Kinect」の記事における「Kinect for Windows」の解説
Kinect for Xbox 360は発売当初からユーザーにより解析が進められ、パソコンで動作させるためオープンソースのドライバが開発され、さまざまな応用が行われている。そうした動きに対し、マイクロソフト側は当初否定的立場と見られていたが、2010年11月19日にラジオ番組中で、KinectのUSB接続はあえて暗号化されていないのだとし、独自のプログラムについても容認する姿勢を明らかにした。ただし、「Xbox 360内部のアルゴリズムにアクセスして使用すること」「チート行為のためにKinectとXbox 360の間にデバイスを設置すること」などはハッキングとして扱うとした。 2011年4月には、マイクロソフトから公式にWindows向けのソフトウェア開発キット (SDK) を公開することを発表し、同年6月16日に「Kinect for Windows SDK」のベータ版が公開された。2012年2月1日、「Kinect for Windows SDK」正式版の公開と「Kinect for Windows」を発売した。 Kinectはゲーム・エンターテイメントを目的として作られたが、それ以外の分野にも活用されており、この広がりは「The Kinect Effect」と呼ばれる。このKinectを利用し医療・障害者の支援や人流計測などに活用された。
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