Kernel-Power 41 エラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 07:43 UTC 版)
「Microsoft Windows 7」の記事における「Kernel-Power 41 エラー」の解説
Windows 7以降のOS特有のトラブルで、製品版のWindows 7や8が稼動しているコンピューターが、ブルースクリーンとなり(ならない場合もある)、イベントログにソースKernel-Power、イベントID41と記録される問題が頻繁に発生することが報告されている。この現象は、基本的には今まで検出していなかったハードウェアの問題を、OSの機能改善により検出するようになったことによる問題であり、電源ユニットやマザーボードの電圧管理機能の不安定さが原因とされている。SpeedStepやCool'n'Quietといった省電力技術を無効にする、メモリの電圧を上げる、電源容量が少ない場合は電源ユニットを適切な容量のものに変更するといった方法で、マザーボード上の電圧を適正値に固定することで改善することが報告されている。 電圧以外の理由で発生するケースも多く、その場合はハード環境やインストールされているソフトウェアなどにより対処が異なるため、原因を特定することが困難な場合が多い。 KP41病などと呼びKernel-Power 41が原因で不安定になり再起動したような説明している人もいるが、実際にはKernel-Power 41は症例であり、別の何かが原因で再起動した場合に、結果報告として後からイベントログに記録されるのである。
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