佐藤勝巳
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佐藤 勝巳(さとう かつみ、1929年3月5日 - 2013年12月2日)は、日本の人権活動家。雑誌編集者。
- ^ 横田めぐみの失踪は当時新潟県だけでなく、海流の流れる山形県、秋田県の警察にも捜査協力を要請し、新潟市内でもこの事件を記憶している人は少なくなかった。佐藤の講演には、複数の失踪事件を抱えていた新潟県警の関係者も事件解決の手がかりとなる話が聞けるかもしれないということで参加していた。講演後の懇親会の場で、佐藤が北朝鮮の元工作員の証言を「現代コリア」に記載した、女子中学生失踪事件の件に触れると、すかさず新潟県警関係者から「それは横田めぐみちゃんのことだ」と声が上がったという。北朝鮮による拉致の可能性を確信した佐藤は水面下で情報を流し、2か月後の一斉報道に繋がっていく。
- ^ 横田めぐみのことを報じた「新潟日報」記事は、1997年1月頃「現代コリア」のホームページに掲載されていた。
- ^ 佐藤勝巳さん死去 拉致被害者「救う会」の元会長 (朝日新聞) - ウェイバックマシン(2014年1月27日アーカイブ分)
- ^ “佐藤勝巳氏が死去 北朝鮮に拉致された日本人を救う会元会長”. 日本経済新聞 (2013年12月7日). 2021年2月3日閲覧。
- ^ 「拉致問題との関わり」(15)、「統一日報」2013年10月17日掲載論考
- ^ 「拉致問題との関わり」(12)、「統一日報」2013年9月28日掲載
- ^ a b 「拉致問題との関わり」(19)、「統一日報」2013年11月20日
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