Kジェトロニック
1973年にボッシュ社から出された連続噴射式ガソリン噴射システムで、機械式(非電子制御式)燃料噴射のひとつである。電動式ポンプで加圧された燃料は蓄圧器(アキュムレーター)を経てフューエルディストリビューターに導かれ、機械式エアフローセンサーに連動するプランジャーで調量されて、インジェクターから各シリンダーに供給される。Kジェトロニックは、のちに電子制御を追加するなどの改良を受け、KEジェトロニックに進化する。
参照 機械式燃料噴射、コモンレールシステムKジェトロニック (K-Jetronic) (1973–1994)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/17 02:36 UTC 版)
「ジェトロニック」の記事における「Kジェトロニック (K-Jetronic) (1973–1994)」の解説
機械式燃料噴射。'K'は ドイツ語の"Kontinuierlich"(連続的な)を意味しており、ラムダ・クローズドループ・コントロールは付かない。1973年にポルシェ・911Tに搭載されたのを輪切りにフォルクスワーゲン、アウディ、BMW、メルセデス・ベンツ、ロールス・ロイス、ベントレー、ロータス、フェラーリ、プジョー、ルノー、ボルボ、デロリアン、フォード・ヨーロッパなど18社の自動車メーカーが採用した。このシステムが最後に採用された車種は1994年型のポルシェ・911 ターボ3.6。
※この「Kジェトロニック (K-Jetronic) (1973–1994)」の解説は、「ジェトロニック」の解説の一部です。
「Kジェトロニック (K-Jetronic) (1973–1994)」を含む「ジェトロニック」の記事については、「ジェトロニック」の概要を参照ください。
- Kジェトロニックのページへのリンク