JR駅橋上駅化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 21:11 UTC 版)
従来、広島駅を迂回せずに南北を行き来するには古い地下道を通行する必要があり、改札内の跨線橋も老朽化が進んでいたことから、これを改善する目的として線路上空に人工地盤を設け、そこに新たに改札内通路と南北自由通路を整備し、自由通路に隣接して駅舎を設けて(橋上駅化)南北の在来線改札口を集約し、併せて自由通路周辺に約4千平方メートルの商業スペース(線路上のフロア面積としてはJR西日本最大)を配置することとしている。商業スペースは、最終的には新幹線口駅舎の増築も合わせて最大で約1万平方メートルまで拡大される見通しで、衣料品や飲食などの専門店を誘致する予定。 2014年11月に跨線橋の代替となる改札内通路部分が先行完成し、使用が開始された。2017年5月には南北自由通路が暫定開業し、先行開業した跨線橋と接続され、2・3番のりばと4・5番のりばの間に当たる場所に、改札「中央口」を新設し、北口寄りに「みどりの窓口」「きっぷうりば」を設置した。これにより、南口1階にあった「南口改札」「みどりの窓口」と北口2階の「北口2F改札」同1階の「みどりの窓口」と改札口ごとに設置されていた「きっぷうりば」が集約される形で廃止された。 「中央口」の正面には、タッチパネル式の案内板が4面設置されており、時刻表や構内図、運行情報、観光情報などを調べられる。 2017年10月に橋上駅舎と自由通路並びに橋上部分の商業エリアに「ekie」(エキエ)が開業している。
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