JFAプリンスリーグU-18中国とは? わかりやすく解説

高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/26 14:40 UTC 版)

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中国地方のサッカーリーグ
第1種 社会人 中国サッカーリーグ
大学生 中国大学サッカーリーグ
第2種(高校生) 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国
第3種(中学生) 高円宮杯U-15プログレスリーグ
第4種(小学生) なし
女子 中国女子サッカーリーグ

高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国(たかまどのみやはい ジェイエフエイ アンダーエイティーン サッカープリンスリーグちゅうごく)とは、全国に9つある高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグのひとつ。鳥取県島根県岡山県広島県山口県の、中国地方5県の2種(高校生ユース)チームが参加するサッカーリーグ戦である。

シーズンごとの正式名称は「高円宮杯 JFA U-18サッカー○○プリンスリーグ中国」(○○部分にその年度、たとえば2011年シーズンなら2011が入る)。略称は「高円宮杯U-18プリンスリーグ中国」、あるいは「プリンスリーグ中国」[1]

概要

2003年より「JFAプリンスリーグU-18中国」開催。2011年より再編され現在のリーグ名に名称変更した[1]高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグの下部リーグにあたり、上位チームはプレミアリーグ参入戦に出場できる[1]。2010年以前までは上位チームに高円宮杯全日本ユースサッカー選手権 (U-18)大会出場資格が与えられていた[1]

4月(3月末からの年もあった)から、12月にかけて行われる[1]。チームとして優勝チームとフェアプレー賞、個人として最優秀選手賞(MVP)と得点王が表彰される。各試合で優秀選手を各チーム一人選び、それを集計・参考にMVPを選出する。レギュレーションは数年ごとに変更している。

2004年に高円宮杯で優勝した広島ユースのみならず、他のチームも高校およびクラブユースの大会で好成績を収めるなど、プリンスリーグによって地域サッカーレベル向上に成功した地区の一つ。[2]

レギュレーション

現在

10チーム編成のホーム&アウェーの2回戦総当たりリーグ。上位がプレミアリーグ参入戦に出場する。

なお、中断時期が設けられており、その間にインターハイおよび天皇杯の県予選、日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会中国地区予選、選手権県予選が行われる。

推移

年度 レギュレーション 昇降格
2003 12チームを2リーグに編成し6チームによる二回戦総当たりのリーグ戦の後、各リーグの同順位チーム同士による順位決定戦。 上位:高円宮杯出場資格
下位:県リーグ降格
2004-2005 12チームを2リーグに編成し6チームによる一回戦総当たりの前期リーグ戦を行い、後期は各リーグ上位3チームずつ6チームによる一回戦総当たりの上位リーグと下位3チームずつ6チームの下位リーグに分けて順位決定。
2006 12チームによる一回戦総当りのリーグ戦で順位決定。
2007-2010 二部制を採用、更に独特のレギュレーションを採用した。
  • 16チームを一部8チーム・二部8チームの2リーグに編成し、ファーストラウンドは一回戦総当りのリーグ戦が行う。
  • この結果をふまえ、一部8チームを上下位4チームおよび二部リーグを上位4チームに分けて、セカンドラウンド一回戦総当りのリーグ戦を行う(但し、上位チームが5位以下に、下位チームが4位以上にはならない)。 一部上位4チームは高円宮杯出場権、一部下位4チームは来期の一部残留、二部上位4チームは来期の一部昇格および二部残留、とそれぞれかけて争う。
  • 一部最下位と二部1位が自動的に昇降格、一部下位2位と二部上位3位および一部下位3位と2部上位2位がそれぞれ入替戦を行う。二部の下位5チームが降格。
2011-2012 プレミアリーグ開始によりレギュレーションを更新、一部および二部とも各10チームのホーム&アウェーの2回戦総当たりリーグとなった。上位がプレミアリーグ参入戦に出場、下位が県ユースリーグに降格する[1]。2013年より1部制に移行するため、2012年のリーグ終了後、一部下位チーム・二部上位チーム・各県リーグ優勝チームによる参入戦を実施。 上位:プレミアリーグ参入戦出場
下位:県リーグ降格
2013-現在 一部リーグのみの10チーム編成とする。

参加チーム

2025年度

10チーム編成。チーム名の並びは前年の順位上位からの順。

過去に参加していたチーム

歴代成績

高円宮杯U-18プリンスリーグ

現行
年度 優勝 MVP 得点王 フェア
プレー
プレミアリーグ昇格
2024 岡山学芸館 () ()
2023 ファジアーノ岡山U-18 () () ファジアーノ岡山U-18
2022 米子北 () () 米子北
2021 米子北 () ()
2020 サンフレッチェ広島ユース () ()
2019 岡山学芸館 () ()
2018 作陽 () ()
2017 広島皆実 () ()
2016 米子北 () () 米子北
2015 米子北 () ()
2014 立正大淞南 () ()
2013 瀬戸内 浜下瑛(瀬戸内) 小田駿介(瀬戸内) 淞南 -
二部リーグ戦時代
年度 優勝 MVP 得点王 フェア
プレー
プレミアリーグ昇格
1部 2部 1部 2部
2012 皆実 高川 田中崚平(皆実) 林大貴(淞南) 永島大地(大社) 聖光 -
2011 作陽 聖光 高瀬龍舞(作陽) 濱村亮太(皆実) 高橋拓也(大社) 皆実 作陽

JFAプリンスリーグU-18

年度 優勝 MVP 得点王 フェア
プレー
高円宮杯
1部 2部 1部 2部 チーム
2010 広島Y 作陽 砂川優太郎(広島Y) 砂川優太郎(広島Y) 越野大地(開星)
溝部利恭(西京)
玉野光南 3[+ 1] 広島Y,観音,立正大淞南
2009 広島Y 玉野光南 茶島雄介(広島Y) 砂川優太郎(広島Y) 山本大稀(米子北) 瀬戸内 2 広島Y,観音,米子北[+ 2]
2008 皆実 瀬戸内 松岡祐介(皆実) 辻本裕也(作陽)
不老祐介(広島Y)
竹下亮輔(観音)
大宮隆太郎(瀬戸内) 西京 3 皆実,作陽,広島Y
2007 広島Y 佐藤拓(広島Y) 齋藤達也(高川) 3 広島Y,作陽,皆実
2006 広島Y 高橋卓見(銀河) 高橋卓見(銀河),大国仁史(銀河) 3 広島Y,銀河,作陽,観音[+ 3]
2005 広島Y 柏木陽介(広島Y) 横竹翔(広島Y) 西京 2 広島Y,観音
2004 広島Y 桒田慎一朗(広島Y) 高田剛(銀河) 観音 3 広島Y,観音,皆実,多々良[+ 4]
2003 広島Y 中野桂介(広島Y) ? 東岡工 1 広島Y,観音[+ 5]
  1. ^ 高円宮杯出場枠であると共に、プレミアリーグ昇格枠でもある
  2. ^ 同校のインターハイ準優勝に伴い出場
  3. ^ 同校のインターハイ優勝に伴い出場。
  4. ^ 広島Yのクラブユース選手権優勝に伴い繰り上げ。
  5. ^ 広島Yのクラブユース選手権優勝に伴い繰り上げ。

主要会場

鳥取県
島根県
  • 松江総合運動公園市営補助競技場
岡山県
山口県

出典

  1. ^ a b c d e f サッカーU-18「プリンスL中国」が16日開幕 皆実・作陽高参戦”. 中国新聞 (2011年4月12日). 2011年4月12日閲覧。
  2. ^ インターハイ2009総括”. スポーツナビ (2009年8月10日). 2009年8月11日閲覧。

関連項目

外部リンク






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