JAS規格による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:56 UTC 版)
日本では日本農林規格(JAS)によりさまざまなソーセージの独自規格が定められており、原材料や調理法やケーシング(腸もしくはフィルムの皮)によっていくつかの名称が付けられている。 原料別 特級 - 豚および牛のひき肉だけでつくられたもの 上級 - 豚および牛のひき肉に結着材料を加えたもの 標準 - 畜肉など(副原料として魚肉含む)のひき肉に結着剤を加えたもの 混合ソーセージ - 魚肉及び鯨肉が15パーセント以上50パーセント未満のもの 魚肉ソーセージ - 魚肉及び鯨肉が50パーセント以上のもの 魚肉及び鯨肉の原材料に占める重量の割合が15パーセント以上になると「ソーセージ」の規格を外れる。 ケーシング・大きさ別 ウインナーソーセージ - 太さ20ミリメートル未満で羊腸を使用したもの フランクフルトソーセージ - 太さ20ミリメートル以上36ミリメートル未満で豚腸を使用したもの ボロニアソーセージ - 太さ36ミリメートル以上で牛腸を使用したもの これらは名称の由来となった地名の製法と必ずしも一致しない。 加工法別 セミドライソーセージ - 製品の水分量が55パーセント以下のもの ドライソーセージ - 製品の水分量が35パーセント以下のもの
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