インターフェロン-γ
ヘルパーT細胞が分泌するインターロイキンの一種で、B細胞やマクロファージを活性化するタンパク質。MHC遺伝子を活性化し、細胞障害性T細胞による感染細胞の認識を助ける。
酵素タンパク質モチーフなど: | インスリン様増殖因子2 インスリン様増殖因子 インスリン様増殖因子受容体 インターフェロン-γ インターフェロン インテグラーゼ インテグリン |
インターフェロンγ
【概要】 インターフェロンの中では抗ウイルス作用は弱く、抗腫瘍作用・免疫増強作用が強い。ハンセン病に効果が認められた。
【詳しく】 イムノマックス-γ(塩野義)の適応症は、1)腎癌、2)慢性肉芽腫症に伴う重症感染の頻度と重症度の軽減である。腫瘍細胞に直接作用して細胞増殖抑制作用を示し、更にヒト末梢血リンパ球に作用してナチュラルキラー(NK)活性や抗体依存性細胞傷害(ADCC)活性を増強し抗腫瘍効果を示すという。ビオガンマ(サントリー-マルホ)は、菌状息肉症に適応がある。

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