HBC函館ラジオ送信所とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > HBC函館ラジオ送信所の意味・解説 

HBC函館ラジオ送信所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/13 02:57 UTC 版)

HBC函館ラジオ送信所(エイチビーシーはこだてラジオそうしんじょ)は、北海道北斗市のにある北海道放送HBCラジオ)の中波放送送信所である。

概要

当送信所は函館市隣の北斗市にあり、道南および青森県の広範囲に電波を発射している(青森県の地元紙「東奥日報」及び全国紙青森版のラテ欄はHBCなどの在札局も掲載)。以前は函館市花園町に置かれた[1]が、宅地化が進み1976年(昭和51年)11月25日、現在地に移転した。送信アンテナ三角トラス柱で、高さ100m。送信機は現用と予備があり、それぞれ出力5kWである[2]

年表

  • 1953年昭和28年)
    • 5月21日 - 周波数600kc、出力昼間1kW、夜間500Wで試験放送開始[3]
    • 7月1日 - 本放送開始[4]
  • 1954年(昭和29年)2月25日 - 周波数を900kcに変更[3]
  • 1956年(昭和31年)10月1日 - 出力を常時1kWに増力[3]
  • 1976年(昭和51年)11月25日 - 亀田郡大野町(現・北斗市)に移転[2]

送信所送信施設概要

周波数
kHz
放送局名 コールサイン 空中線
電力
放送対象地域 放送区域
内世帯数
開局日
900 HBC
ラジオ
函館局
JOHO 5kW 北海道 不明 1953年7月1日[4]

放送エリア

送信所置局住所

その他

1991年平成3年)10月、江差町北檜山町(現:せたな町北檜山区)の檜山地区に、夜間の近隣諸国からの混信による難聴地域解消と地域密着の体制づくりで中継局を開局[5]

脚注

  1. ^ 函館 =その歴史・史跡・風土= p264
  2. ^ a b 北海道放送四十年 p653,年表p45
  3. ^ a b c 北海道放送十年 p568-p569
  4. ^ a b 『民間放送十年史』の「全国民間放送一覧」
  5. ^ 北海道放送四十年 p653-654

参考文献

  • 民間放送十年史 日本民間放送連盟
  • 北海道放送十年 北海道放送 1963年
  • 北海道放送四十年 北海道放送 1992年
  • 函館 =その歴史・史跡・風土= 須藤隆仙 南北海道史研究会 1975年

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「HBC函館ラジオ送信所」の関連用語

HBC函館ラジオ送信所のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



HBC函館ラジオ送信所のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのHBC函館ラジオ送信所 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS