ガブリエル・アストリュク
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ガブリエル・アストリュク(仏: Gabriel Astruc, 1864年3月14日 - 1938年7月7日)は、20世紀初頭のパリで活躍したユダヤ系フランス人の音楽ジャーナリスト、興行師。
- ^ a b 鈴木晶『踊る世紀』新書館、1994年、256-257ページ
- ^ バレエ・リュスの初公演の際、アストゥリュクは二階正面席に金髪と黒髪の美しい女性を交互に座らせるというアイデアで会場に花を添え、ここから2階正面席は「コルベイユ(花壇)」と呼ばれるようになった(リチャード・バックル、鈴木晶訳『ディアギレフ ロシア・バレエ団とその時代』リブロポート、1983年、上巻158ページ)。
- ^ バックル、前掲書、上巻104-154ページ
- ^ バックル、前掲書、上巻173-174
- ^ ディアギレフがバレエ・リュスの第2回公演をアストゥリュク抜きで企画し、しかもメトロポリタン歌劇場の公演日程にぶつけたことから、アストゥリュクはロシア帝室に、ディアギレフを告発する11ページに及ぶ文書を送付した(バックル、前掲書、上巻177-179ページ)。
- ^ シャンゼリゼ劇場の杮落とし公演の一環として、バレエ・リュスによる『遊戯』(ドビュッシー)や『春の祭典』(ストラヴィンスキー)の初演が行われた。
- 1 ガブリエル・アストリュクとは
- 2 ガブリエル・アストリュクの概要
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