GKIDSとの関係
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「スタジオジブリ」の記事における「GKIDSとの関係」の解説
アメリカで独立系の配給会社GKIDSとスタジオジブリの関わりは、2011年にニューヨークのIFCセンターで開催された特集上映に始まり、2012年から『コクリコ坂から』の劇場公開と2013年にはビデオ販売が行われた。続いて『かぐや姫の物語』と『思い出のマーニー』が公開され、2013年にタッチストーン・ピクチャーズで配給された『風立ちぬ』から、2016年にソニー・ピクチャーズ クラシックスで配給された『レッドタートル ある島の物語』まで、4年連続でスタジオジブリ作品がアカデミー賞の長編アニメーション賞にノミネートされた。 北米でGKIDSは過去のスタジオジブリ作品全ての配給権を保有して、レトロスペクティブ上映を実施。2016年から2017年にかけて『もののけ姫』や、2日間に400館以上で『千と千尋の神隠し』のリバイバル上映が行われ、それまで一般の劇場では上映されていなかった『おもひでぽろぽろ』や『海がきこえる』が初公開された。さらに、2016年からイベント上映を共同で手掛けるファゾム・イベンツとは、毎月1本のスタジオジブリ作品を上映するスタジオジブリ・フェストを、2017年から2019年にかけて毎年開催。2日から3日間の日程で、『天空の城ラピュタ』は648館、『風の谷のナウシカ』は751館、『魔女の宅急便』は753館で公開されるなど、吹き替え版と字幕版の両方が上映されている。 2017年よりGKIDSは北米で、それまでディズニーによってビデオが販売されていたスタジオジブリ作品の再発売を開始した。アメリカ国外ではフランスなどで、引き続きディズニーによってスタジオジブリ作品の流通が手掛けられた。
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