Gの祈りとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Gの祈りの意味・解説 

Gの祈り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/21 03:17 UTC 版)

「Gの祈り」
岡林信康シングル
初出アルバム『街はステキなカーニバル
B面 君に捧げるラブ・ソング
リリース
規格
  • 7インチレコード
  • VIH-1084
ジャンル フォーク
時間
レーベル インビテーション / ビクター音楽産業
作詞・作曲 岡林信康
チャート最高順位
  • 週間93位オリコン[1]
  • 登場週数3回(オリコン)
  • 売上0.7万枚(オリコン)
岡林信康 シングル 年表
  • Gの祈り
  • (1980年 (1980)
  • ダンスマン
  • (1980年 (1980)
街はステキなカーニバル 収録曲
Side A
  1. Good-bye My Darling(アルバム・バージョン)
  2. モノクローム・シティ
  3. 摩天楼
  4. 遠い朝
  5. 君に捧げるラブソング
Side B
  1. 街はステキなカーニバル
  2. 血まみれ
  3. ロックン・ロールしてるかい!?
  4. 山辺に向いて
テンプレートを表示

Gの祈り』(Gのいのり)は、岡林信康1980年4月21日に、ビクターレコードより発売したシングル

解説

Gの祈り

1980年の千葉真一主演時代劇服部半蔵 影の軍団』の主題歌としてエンディングで放送された。劇中には歌なしのいくつかのバリエーションタイプも流されている。また、劇中で歌われている歌詞とレコード化された歌詞とは一部異なっている。劇中では「捨てられた熱すぎる命」が、レコード盤では「燃え尽きた熱すぎる命」となっている。ただし、劇中挿入歌として、レコード盤がそのまま放送されることもあった(第11回など)。

君に捧げるラブ・ソング

岡林信康を記録者として撮影していたカメラマンの川仁忍(1979年11月26日没)を想って作った曲[2]。これも『服部半蔵 影の軍団』の劇中で流されている。(20/21話の劇中にて甲賀の抜け忍くのいちお甲(三林京子)と半蔵の愛しながらも別れる場面や、最終話に流されている)1979年の「ミュージックフェア」でこれを歌った後、親友の黒田征太郎宛に、美空ひばりから「岡林に長いこと会っていないから、連絡を取ってくれ」と、数年ぶりに会うことになった。ひばりとは、岡林がひばりの母親と喧嘩して以来疎遠になっており、3年ぶりの対面となった。美空ひばりはこの番組を観ており、当時ひばりの母親が病気療養中なこともあり、「あの歌が私を励ますために、私に向かって歌われているような気がした」と言ったという[3]。後に「夜のヒットスタジオ」で演奏され、2009年に「ミュージックフェア」に出演した際も歌っている[4]。 また白元の防虫剤ミセスロイドのCMにて短期間だが、美しい女性が涙を流しながら「どうしても別れるの?」と去ろうとする恋人にすがる切ないCMにも採用されていた。

収録曲

全作詞・作曲:岡林信康、編曲:渡辺茂樹

SIDE A

  1. Gの祈り – (4:43)

SIDE B

  1. 君に捧げるラブ・ソング – (5:55)

収録アルバム

関連項目

脚注

  1. ^ 「オリコンチャートブック 1968-1997」ORICON BOOKS、1997年12月11日、61ページ。
  2. ^ 「伝説 信康」岡林信康、小学館、1991年7月、ISBN 4093633819ISBN 978-4093633819、140-142頁
  3. ^ 『岡林、信康を語る』岡林信康、disk union、2011年7月13日、ISBN OKBOOK1、ISBN OKBOOK1、276-278頁。
  4. ^ MUSIC FAIR|SETLIST 2020年3月30日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  Gの祈りのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Gの祈り」の関連用語

Gの祈りのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Gの祈りのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのGの祈り (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS