俺らいちぬけた_(岡林信康の曲)とは? わかりやすく解説

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俺らいちぬけた (岡林信康の曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 01:02 UTC 版)

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俺らいちぬけた
岡林信康シングル
初出アルバム『岡林信康アルバム第3集 俺ら いちぬけた
B面 申し訳ないが気分がいい(シングルバージョン)
リリース
規格
  • 7インチレコード
  • URT-0056
録音
  • 1971年5月23日 (1971-05-23) - 30日、6月5日 - 9日
  • ビクタースタジオ
ジャンル フォーク
時間
レーベル URCレコード
岡林信康 シングル 年表
  • 俺らいちぬけた
  • (1971年 (1971)
岡林信康アルバム第3集 俺ら いちぬけた 収録曲
Side A
  1. 堕ちた鳥のバラード(アルバム・バージョン)
  2. 仲のいい二人
  3. いくいくお花ちゃん
  4. ゆきどまりのどっちらけ
  5. 俺らいちぬけた
Side B
  1. 偉いもんだよ人間は
  2. 毛のないエテ公
  3. つばめ
  4. 人間の条件
  5. 申し訳ないが気分がいい(アルバム・バージョン)
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俺らいちぬけた』(おいらいちぬけた)は岡林信康が、1971年7月20日 (1971-07-20)URCレコードから発売したシングル。

解説

後に発売になるアルバム岡林信康アルバム第3集 俺ら いちぬけた』からの先行シングル。ただし、『申し訳ないが気分がいい』は、アルバムとは別バージョン。

「おれも歌い出した頃は、歌というものをなめてたよね。歌は戦いの武器やとか、道具やとか。イデオロギー信奉して、まわりの人たちみんなが味方や思うて盛り上がった。ところがやってるうちに、なんか違う。そんなふうに思い出すと、まわりがえらい支持してくれるのが、かえってヘビーやった」イデオロギー、偶像化、そのどれとも真正面から向き合い、死力を尽くして戦った。しかし結果は無残なKO負け。敗れたボクサーはリングを去るしかなかった。そんな心境を歌にしたのが、この「俺らいちぬけた」である[1]

この「俺らいちぬけた」がカントリーっぽくなっているのは、都会の騒音の中での生活はやめようと決めているから。穏やかな田舎を感じさせるような作品にしたかった。ただ柳田ヒロはロックでこの歌をやりたくて、そのバージョンでの録音も行われている[2]

収録曲

全作詞・作曲・歌:岡林信康、編曲:柳田ヒロ

SIDE A

  1. 俺らいちぬけた  – (3:37)

SIDE B

  1. 申し訳ないが気分がいい(シングル・バージョン)  – (4:45)

レコーディング・メンバー

ミュージシャン

  • 唄  – 岡林信康
  • ギター  – 鈴木慶一、和田博己
  • ピアノ、オルガン  – 柳田ヒロ
  • ドラム  – 戸叶京助
  • ベース、エレクトリック・ギター  – 高中正義
  • バンジョー  – 岩井宏
  • スチール・ギター  – 小林潔
  • フィドル  – 玉木宏樹
  • フルート  – 衛藤幸雄
  • ストリングス  – 71ストリングス

スタッフ

関連項目

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 『青春のバイブル―魂を揺さぶられた歌』富澤一誠著、シンコーミュージック、1993年5月15日発行、66頁。
  2. ^ 「岡林、信康を語る」disk union、2011年7月13日、66-67ページ。



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