もずが枯木でとは? わかりやすく解説

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もずが枯木で

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/18 17:35 UTC 版)

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もずが枯木で』(もずがかれきで)は、1935年(昭和10年)発表の「僕等の詩集」に掲載されたサトウハチローの詩「百舌よ泣くな」に基づく日本の歌[1]

解説

1935年(昭和13年)、東京・板橋第六尋常小学校の教師だった徳富繁が「百舌よ泣くな」の詩に作曲し、教え子や知人に楽譜が配られた。その後、疎開を通じて茨城県内で広まり、戦後に全国で歌われるようになった[1]

岡林信康がカバーした他、倍賞千恵子トワ・エ・モア石原裕次郎芹洋子シュリークスボニー・ジャックス藤圭子など多数のアーティストによりカバーされている。

岡林信康によるカバー

もずが枯木で
岡林信康シングル
初出アルバム『わたしを断罪せよ 岡林信康フォーク・アルバム第一集
B面 お父帰れや
リリース
規格
  • 7インチレコード
  • SF-1
ジャンル フォーク
時間
レーベル 日本ピクター
作詞・作曲
プロデュース 秦政明
岡林信康 シングル 年表
  • もずが枯木で
  • (1971年 (1971)
わたしを断罪せよ 岡林信康フォーク・アルバム第一集 収録曲
Side A
  1. 今日をこえて
  2. ランブリングボーイ (My Rambling Boy)
  3. モズが枯木で
  4. お父帰れや
  5. 山谷ブルース
Side B
  1. カム・トゥ・マイ・ベッド・サイド
  2. 手紙
  3. 戦争の親玉 (Masters of War)
  4. それで自由になったのかい
  5. 友よ
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解説

岡林信康が、ビクターレコードから1971年6月5日 (1971-06-05)に発売したシングルレコード。規格品番SFシリーズ第一号。

岡林は自身の特集本の中で、この曲について、「一部の人々のエゴイズムとペテンによって、多くの人間関係-親子、兄弟、恋人、友人-が引きさかれる戦争。日本が満州を植民地化していくという時代背景のもとで創られたというこの歌。こんなよい歌が日本にもあったんだ!!」[2]と書いている。

収録曲

全編曲:岡林信康

SIDE A

  1. もずが枯木で  – (4:04)
    作詞:サトウ・ハチロー、作曲:徳富繁
    • 歌:岡林信康、演奏:ビクター・オーケストラ

SIDE B

  1. お父帰れや  – (2:17)
    作詞:白井道夫、作曲:真木淑夫
    • 歌:岡林信康、演奏:ビクター・オーケストラ

収録アルバム

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b もずが枯れ木で 歌詞の意味・比較2020年4月10日閲覧。
  2. ^ 『岡林信康のすべて』別冊新譜ジャーナル、1972年3月5日発行、65頁。

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