26ばんめの秋とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 26ばんめの秋の意味・解説 

26ばんめの秋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/27 13:47 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
26ばんめの秋
岡林信康シングル
初出アルバム『金色のライオン
B面 あの娘と遠くまで
リリース
規格
  • 7インチレコード
  • SOLB 86
ジャンル フォーク
時間
レーベル CBS・ソニー
作詞・作曲 岡林信康
プロデュース 松本隆
チャート最高順位
岡林信康 シングル 年表
  • ゆきどまりのどっちらけ
  • (1971年 (1971)
  • 26ばんめの秋
  • (1973年 (1973)
金色のライオン 収録曲
Side A
  1. あの娘と遠くまで
  2. 君の胸で
  3. まるで男のように
  4. ホビット
  5. ユダヤの英雄盗賊バラバ
Side B
  1. 黒いカモシカ
  2. 見捨てられたサラブレッド
  3. どうして二人はこうなるの
  4. 金色のライオン
  5. 26ばんめの秋
テンプレートを表示

26ばんめの秋』(26ばんめんのあき)は、岡林信康1973年11月21日に、CBS・ソニーより発売した移籍最初のシングル松本隆プロデュースによるアルバム金色のライオン』と同時発売された。

解説

「26ばんめの秋」は、ラジオでボブ・ディランの「ビリー・ザ・キッド」が流れてきて、アコースティック・ギターだけの、のんびりとした素朴なメロディーと歌いっぷりを聴いたとき、グッと感じて30分ほどで書いた[1]

「都会を離れ、田舎暮らしをして2年半。少し心も落ち着きを取り戻してきたし、あの歌の内容そのままの出来事もあったりしてね。うちのばあさん(岡林は小さい頃おばあちゃんに育てられて、おばあちゃん子だった)がちょっと入院して、やばい時期があって、それを見舞ったり、姉に二人目の子どもが出来て、俺は叔父さんになってたんだって自覚させられたりして、26歳でね。そんなときに、「ビリーザ・キッド」が流れて、「26ばんめの秋」が生まれたというわけ」[1]

「この曲ができて、俺はまだ歌が書けるんだ、歌えるんだって感動したんだ。まだまだ書こうと思ったら書けるなぁって。そこからだねぇ、もう一度歌手に戻ろうと思い出したのは」[1]。当初は違うタイトルだったが、松本の助言によりこれになった[2]

「あの娘と遠くまで」は、「俺にとっては、山村の暮らしが俺を生まれ変わらしてくれるんじゃないかという思いがあって、山村での暮らしそのものを「あの娘」に置き換えて作った曲。これは俺の解釈で、聴く人が自由に受け止めてくれればいい」[1]という曲。

収録曲

全作詞・作曲:岡林信康

SIDE A

  1. 26ばんめの秋  – (3:31)

SIDE B

  1. あの娘と遠くまで  – (4:45)

収録アルバム

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d 『岡林、信康を語る』岡林信康、disk union、2011年7月13日、ISBN13:OKBOOK1、ISBN10:OKBOOK1、83-89頁。
  2. ^ 『岡林信康読本』音楽出版社、2010年5月20日、ISBN-10: 4861710669、ISBN-13: 978-4861710667、28頁。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  26ばんめの秋のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「26ばんめの秋」の関連用語

26ばんめの秋のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



26ばんめの秋のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの26ばんめの秋 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS