Fantom-S / S88
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 08:54 UTC 版)
「ローランド・Fantomシリーズ」の記事における「Fantom-S / S88」の解説
2003年発売。上のFantomのマイナーチェンジモデルという位置づけだが、実質新製品といえる。シーケンサーはさらに進化し、サンプリングでは「スキップバック・サンプリング」と、まったく違う部分が多数ある。61鍵のFantom-Sと、ウェイテッド88鍵のFantom-S88がラインナップされた。 このシリーズより、サンプルを扱うことが出来るようになり、同時にダイナミック・パッド・バンクと呼ばれる16個のパッドが搭載された。機種名の"S"はSampling(サンプリング)を表す。 2008年現在において、後発機種が出ているにも関わらず、小室哲哉と浅倉大介は自身らの機材のラインナップにFantom-Sを組み込んでいる。 一説には後発のFantom-Xシリーズより、高音域の音がキビキビした出音がするとのことで、トランス系の楽曲製作に向いているとの意見がある一方、ノイズが発生するとの意見もある[要出典]。 鍵盤数:61鍵 / 88鍵 最大同時発音数:64音(サンプリング部と共通) エクスパンション・ボード数:SRXシリーズ用4スロット 波形メモリー容量:64MB MFX数:3
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