FINAL PIECEとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > FINAL PIECEの意味・解説 

FINAL PIECE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/08 13:57 UTC 版)

HYDE > FINAL PIECE
FINAL PIECE
HYDEシングル
A面 FINAL PIECE
B面 DEPARTURES -Orchestra ver.-
リリース
規格 マキシシングル
デジタル・ダウンロード
ジャンル ポップス
ソフトロック
時間
レーベル Virgin Music
作詞・作曲 hico, HYDE, Ali
プロデュース HYDE
チャート最高順位
HYDE シングル 年表
NOSTALGIC
2021年
FINAL PIECE
(2021年)
PANDORA
2022年
ミュージックビデオ
HYDE - 「FINAL PIECE」 MUSIC VIDEO - YouTube
テンプレートを表示
映像外部リンク
HYDE「FINAL PIECE」SPOT - YouTube

FINAL PIECE」(ファイナル・ピース)は、日本ロックバンドL'Arc〜en〜CielVAMPSボーカリストで、シンガーソングライターであるHYDEの16作目のシングル。2021年11月24日発売。発売元はVirgin Music

解説

前作「NOSTALGIC」から約1ヶ月ぶりとなるシングル。なお、本作は<静>をコンセプトとした楽曲制作に回帰した第二弾シングルとなっている[4]

本作の表題曲「FINAL PIECE」は、HYDEがこれまでのキャリアで制作した楽曲としては初めてのウエディングソングであり[5]2021年6月25日から開催したオーケストラコンサートツアー「20th Orchestra Tour HYDE ROENTGEN 2021」で先行披露されていた楽曲となっている。なお、この曲は2022年1月16日から朝日放送テレビで放送された島崎遥香主演のドラマ『ハレ婚。』の主題歌に使用されている。余談だが、HYDEはドラマの原作となった漫画『ハレ婚。』を愛読していたこともあり、珍しくドラマにゲスト出演している。

HYDEは、今回ウエディングソングを制作しようと思った経緯について「何度となく友人知人の結婚式に出席してきて、いつだったか"あ、こういうときに流れる曲って、案外少ないのかもな"と思ったんです。他のアーティストの曲が流れてて、"結婚式で自分の作った曲が使われるのって、なんかいいなぁ"って。(中略)機会があったら作ってみたいというアイデアが頭の片隅にあったので、今回は、ウエディングソングとして使ってもらえる曲を目指して作ってみました[5]」と述べている。また、HYDEは歌詞のイメージについて「二人で夕焼けを見ているような景色。"僕から見た、君がいるこの景色はすごく綺麗だけど、君から見た景色はどうだい?"みたいな問いかけが浮かんだ[5]」と語っている。なお、タイトルの「FINAL PIECE」は、<今隣にいるパートナーが自分の"最後のピース"[5]>であることを意図して付けられている。

ちなみに表題曲のミュージック・ビデオは、HYDEの出身地である和歌山県南紀白浜の岬にあるホテル川久で撮影されている[6]。HYDE曰く、当初は和歌山県内の教会で撮影しようと思ってたというが、撮影場所をホテルに変えた経緯について「曲の神聖な雰囲気だけを頼りに、まずは和歌山の教会で撮りたい、と。それで、和歌山にある教会を探したんですけど撮りたかったところがちょうど工事中だったりとなかなかいい教会が見つからなくて、ホテルを見ていたら宮殿のような素敵なホテルが見つかったので、今回はストーリーっぽい展開にしました[7]」と述べている。

ジャケットのアートワークは、前作に続き、HYDEのソロワークス及びL'Arc〜en〜Cielの作品においてデザイナーとして長年携わってきたモート・シナベルが、前作から引き続いて手掛けている。なお、今回のアートワークは、2001年より<静>をテーマに制作された「evergreen」「Angel's tale」「SHALLOW SLEEP」のシングル3作品、そして前作「NOSTALGIC」からの世界観を踏襲し、花が描かれている。

本作は、初回生産限定盤(CD+DVD)、通常盤(CD)の2形態で発売された。初回限定盤には表題曲のミュージックビデオとドキュメンタリー映像、そして2021年に開催したオーケストラコンサート「20th Orchestra Tour HYDE ROENTGEN 2021」の8月14日パシフィコ横浜公演から、「DEPARTURES」をカバーしたパフォーマンス映像を収録したDVDが付属している。

カップリングには、globeの楽曲「DEPARTURES」のカバー音源を収録している。HYDEが「DEPARTURES」をカバーするのは、2015年12月に発表されたトリビュートアルバム『#globe20th -SPECIAL COVER BEST-』に収録された音源に続き2度目のことで、今回のカバーでは前述のオーケストラコンサートツアーでこの曲を披露することを踏まえ、新たにアレンジを施したうえで再レコーディングを行っている。

収録曲

#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「FINAL PIECE」HYDE, Alihico, HYDEhico, HYDE
2.DEPARTURES -Orchestra ver.-」Tetsuya KomuroTetsuya KomuroIppei Inoue

初回生産限定盤付属DVD

  1. 「FINAL PIECE」ミュージックビデオ
    ディレクター:二階健
  2. 「FINAL PIECE」MUSIC VIDEO ドキュメンタリー
  3. DEPARTURES -Live at PACIFICO YOKOHAMA-」

タイアップ

FINAL PIECE

参加ミュージシャン

FINAL PIECE
  • HYDE:Vocal
  • Manabu Sakata:Drums
  • Junichi Sunayama:Double Bass
  • PABLO:Guitars
  • hico:Piano & Other Instruments, Chorus
  • Lyn Inaizumi:Chorus
  • Yu Manabe:Violin
  • Naoko Ishibashi:Violin
  • Tsunehiro Shigyo:Violin
  • Ayaka Nohtomi:Violin
  • Kim Hyojin:Viola
  • Misato Futaki:Viola
  • Takayoshi Okuizumi:Cello
  • Masutami Endoh:Cello
  • Satoshi Kumasaka:Recorded, Mixed
  • Yujiro Yonetsu:Recorded
  • Emily Lazar:Mastered
  • Chris Allgood:Mastered

DEPARTURES -Orchestra ver.-
  • HYDE:Vocal
  • hico:Piano
  • Hiroshi Kido:Drums
  • Junichi Sunayama:Double Bass
  • Tomoki Ihira:Guitar
  • Megumi Nozaki:Percussion
  • Ayaka Nohtomi:Violin
  • Naoko Ishibashi:Violin
  • Natsue Kameda:Violin
  • Riyoko Matsui:Violin
  • Nao Yamada:Viola
  • Mikiyo Kikuchi:Viola
  • Kaori Imai:Cello
  • Mao Tomonoh:Cello
  • Kanako Akaki:Flute
  • Yuko Ohashi:Clarinet
  • Teppei Kawakami:Trumpet
  • Chihiro Yamazaki:Trumpet
  • Mai Saitoh:Horn
  • Yusuke Enomoto:Trombone
  • Kazuhiro Murase:Saxophone
  • Ippei Inoue:Other Instruments
  • Rie Mimoto:Recorded
  • Kohei Hatakeyama:Recorded
  • Satoshi Kumasaka:Mixed
  • Emily Lazar:Mastered
  • Chris Allgood:Mastered

外部リンク

脚注

  1. ^ Hot 100 2021/12/1 公開 - Billboard JAPAN
  2. ^ Top Singles Sales 2021/12/1 公開 - Billboard JAPAN
  3. ^ Download Songs 2021/12/1 公開 - Billboard JAPAN
  4. ^ "HYDE、新シングル「FINAL PIECE」を11月にリリース決定 カップリングにはglobe「DEPARTURES」のカバーを収録". SPICE. 28 September 2021. 2023年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月4日閲覧
  5. ^ a b c d "HYDEが初めてウエディングソングを作った理由「かけがえのない人」とは インタビュー前編(1/3)". FRaU. 24 November 2021. 2023年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧
  6. ^ "HYDEさんニューシングル「FINAL PIECE」の撮影がホテル川久で行われました。". ホテル川久. 28 November 2021. 2023年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月4日閲覧
  7. ^ "HYDEが初めてウエディングソングを作った理由「かけがえのない人」とは インタビュー前編(2/3)". FRaU. 24 November 2021. 2023年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月4日閲覧

「FINAL PIECE」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「FINAL PIECE」の関連用語

FINAL PIECEのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



FINAL PIECEのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのFINAL PIECE (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS