F12tdf
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 00:31 UTC 版)
「フェラーリ・F12ベルリネッタ」の記事における「F12tdf」の解説
2015年12月にフィレンツェ市内で開催された「フィナーリ・モンディアーリ」のガラ・パーティー会場において、F12ベルリネッタの高性能版かつ799台のみが生産される限定車の「F12tdf」が発表された。なお「フィナーリ・モンディアーリ」の最終日には、会場のムジェロ・サーキットでセバスチャン・ベッテルがドライブした。 「tdf」は、1899年から1986年まで行われた自動車レース「ツール・ド・フランス」(著名な自転車レースの「ツール・ド・フランス」とは関係ない)の略であり、「tdf」の名がつけられたモデルは「250GT Tdf」以来59年ぶりである。 「バーチャルショートホイールベース」とよばれる後輪操舵システムを採用しているほか、エンジンがパワーアップされ100km/hまでの加速が2.9秒に短縮されている。 2018年12月に「F12tdf」をベースにしたワンオフモデルの「SP3JC」が発表されている。「SP3JC」は「F12tdf」のシャシーとメカニックを使用し「フェラーリスタイルセンター」が設計したモデルで、通常のクーペスタイルの「F12tdf」とは異なるオープンカーとなっている。
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