Exogamyとは? わかりやすく解説

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外婚制

内婚制 1をとる社会においては配偶者互いに同一集団部族氏族など)に属してなくてはならないこの内婚制という用語はまた、同じ社会集団または地理的集団通常限られた規模隔離集団 2属す構成員の中から配偶者選択する形態を指す。これとは逆の条件ないし傾向によって規定される制度は、外婚制 3呼ばれる国籍人種宗教などを異にする者どうしの結婚交婚 4と呼ぶ。共通の社会的肉体的もしくは精神的特徴を持つ者同士結婚することを同類婚 5呼び、その逆を異類婚非同類婚) 6と呼ぶ。


族外婚

(Exogamy から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/28 00:53 UTC 版)

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族外婚(ぞくがいこん) (英:exogamy)は、同族集団の外部との結婚をいう。族外結婚(ぞくがいけっこん)ともいう。

文化によって同族の範囲、内容は異なるが、多くの文化で族外の者との婚姻が推奨される。近親婚の禁止などを含む親族体系の研究は、文化人類学の大きなテーマのひとつとなってきた。

中国では、儒教文化が発展する中で父系制で一族を考える同姓不婚の制度が確立し、姓が同じであれば族内婚と考えられ、忌み嫌われた。しかし、代ではまだこの原則は機能していたものの、時代の経過とともに一族の把握が難しくなり、次第に緩和され、諸事情で姓を変えられてしまうため一族の把握が困難になったとの理由で、この制度は代末期に完全に撤廃された。

朝鮮半島では李氏朝鮮時代に、中国から持ち込まれた儒教的思想から、本貫が同じであれば結婚を禁止するという同姓同本不婚の原則が形作られた。大韓民国では1957年制定の民法(en)でこれを規定したものの、現実には同姓同本でありながら事実婚を行う韓国人も多かったため、最終的には法律で規定してから40年足らずで違憲判決が出され、その後撤廃された。

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