ExcelOpen
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/04 21:27 UTC 版)
Excelのワークシートをインターフェイスにしてデータの入出力を行う機能がExcelOpen機能である。 通常WebアプリケーションのインターフェイスにはWebブラウザを使用するが、Webブラウザの中に操作性の良いインターフェイスを作成するためにはjavaスクリプト等のプログラムを使用することになる。 しかしExcelと同等の仕組みを作成することは困難であり、それならばExcel自体を入出力のインターフェイスにしてしまおうという考え方である。データの閲覧はXCuteサーバからExcelのブックを配信し、入力はセルの値のみをXcuteサーバに送る仕組みとすることで機能面とセキュリティ面の両立を図っている。 Excelの持つ機能をそのまま使用していることから、数式や入力規則、印刷範囲やマクロなどExcel固有の機能を組み合わせた多機能なインターフェイスを作成することができるが、クライアントにExcelがインストールされていないと利用できないことや、Excelのバージョンによる機能差が生じる場合があるなど留意すべき点もある。
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