EMIによる寄生容量の帯電
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 14:50 UTC 版)
「無極性プラグ」の記事における「EMIによる寄生容量の帯電」の解説
長期間に渡りEMIが回路や線路から放出すると、回路内や線路間、あるいはそれらとシャーシや大地間にある寄生容量(浮遊容量)がエネルギーを吸収し蓄えてしまうことがある(帯電)。寄生容量とは絶縁体を挟んだ2つの導体が存在する箇所であり、設計段階では想定することは難しいが、寄生容量部分が誘導され電界が存在すれば帯電する。また、スイッチなど開閉器自体もアーク放電があると酸化し絶縁物を形成することにより、年月を経て、接触抵抗や寄生容量が増えてくる。尚、帯電した電荷とは静電気のことであるが、静電気は摩擦だけでなく剥離や接触そして誘導でも発生する。
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