Dual-Stack Lite (DS-Lite)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 14:54 UTC 版)
「IPv6移行技術」の記事における「Dual-Stack Lite (DS-Lite)」の解説
「DS-Lite」はこの項目へ転送されています。携帯型ゲーム機については「ニンテンドーDS Lite」をご覧ください。 Dual-Stack Lite(デュアルスタックライト、DS-Lite)は、 RFC 6333 で定義されている。DS-Liteでは、インターネット接続を提供するためにグローバルIPv4アドレスをカスタマ構内設備(CPE)に割り当てる必要がない。 CPEは、ISPから割り当てられた範囲でLANクライアントにプライベートIPv4アドレスを配信する。CPEは、IPv6パケットの中にIPv4パケットをカプセル化(英語版)する。CPEはパケットをISPのキャリアグレードNAT(CGN)に届けるためにグローバルなIPv6接続を使用する。ISPのCGNにはグローバルなIPv4アドレスが割り当てられている。ISPのCGNは、元のIPv4パケットをデカプセル化し、IPv4パケットにNATを実行し、グローバルのIPv4インターネットに送信する。CGNは、セッションごとにCPEのグローバルIPv6アドレス、プライベートIPv4アドレス、TCPまたはUDPのポート番号を記録することにより、個々のトラフィックフローを識別する。
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