Data Center Linux
略称:DCL
データセンターなどのエンタープライズシステムで利用できるように、信頼性や可用性、セキュリティ、ストレージ機能などを強化したLinuxシステムのこと。Linuxの普及促進を目的に活動する業界団体の「OSDL」が、システムベンダーなどからの要望や意見を基に要件を取りまとめている。
DCLの要件定義は、Linuxカーネルだけでなく、ハードウェアを含めたシステム全体に及ぶ。具体的には、可用性や拡張性、保守性、性能、クラスタ対応、標準への準拠、セキュリティ、ユーザビリティの各項目について要件を定義している。このうち特に、セキュリティ、ホットプラグ機能、クラスタ対応、ストレージネットワーク機能の改良に重点を置いている。たとえば、NFS(Network File System)の機能強化などを定めている。
関連見出し
OSDL
Carrier Grade Linux
関連URL
OSDL - Data Center Linux(http://www.osdl.org/lab_activities/data_center_linux)

Weblioに収録されているすべての辞書からData Center Linuxを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- Data Center Linuxのページへのリンク